ブイキューブは、バーチャル空間型イベントプラットフォーム「Touchcast(タッチキャスト)」を8月26日より提供したことを発表した。
同プラットフォームは、Touchcastが開発・提供するサービス。Mixed Reality技術によりバーチャル空間セットを作り込み、登壇者のプレゼンテーションをより魅力的にするための演出をリアルタイムに加えながら、ライブ配信することができるという。今回、Touchcastの技術とブイキューブが培ってきたオンラインイベントの配信サポート、運用ノウハウ、スタジオを活用しオンラインイベントの成功に貢献するべく、国内独占販売契約を締結したという。
「Touchcast」の特長
リアルイベントのような参加体験を実現するUI、UX
複合現実(Mixed Reality)技術の活用により、リアルイベント会場自体をオンラインに再現したようなオンラインイベントが可能になるという。ライティングや花火といった演出など、イベントの目的やブランディングに合わせて顧客に得て欲しい参加体験を作り込むことができる。
様々な形での双方向コミュニケーション実現
テキストや投票機能によるコミュニケーションが取れるだけでなく、参加者が簡単に想いを伝えられるよう絵文字によるリアクションも可能。また、参加者側はアプリインストール不要で視聴でき、主催側や他の参加者との双方向コミュニケーションも取るなど能動的にイベントに参加することが可能だという。
イベント開催のROIを向上させるデータ取得・分析
参加者の行動ログの取得に加えて、エンゲージメントスコアを可視化。これにより、継続的に実施されるイベント開催のROI向上に向けて、多面的な分析が可能だとしている。
リアルタイム自動翻訳により、グローバル規模のイベント開催も可能
AIによるプレゼンテーションのリアルタイム翻訳(字幕&吹替)により、グローバルでの参加に対応が可能だという。
同社は、今後もコミュニケーションDX実現に向けて、様々な映像コミュニケーションサービスを提供するとしている。
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