アイ・ティ・アール(以下、ITR)は、国内の電子契約サービス市場規模推移および予測を発表した。
本調査によれば、電子契約サービス市場における2020年度の売上金額は100億7,000万円であり、前年度比72.7%増の高成長を維持。また、2021年度も同75.0%増の176億2,000万円と、高い伸びを予測しているという。
さらにITRは、近年見られるDX推進やペーパーレス化の動向に呼応して参入ベンダーが増加していることを理由に、同市場のCAGR(2020~2025年度)は34.3%、2025年度には440億円に達すると予測している。
同社によれば、本レポートには他にも「ECサイト構築」「CMS」「SMS送信サービス」「CLM/契約管理サービス」「電子契約サービス」「電子請求書発行サービス」の全6分野を対象に、国内54ベンダーへの調査に基づいた2019~2020年度売上げ実績および2025年度までの売上げ予測を掲載しているという。
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