セールスフォース・ドットコムは、「第1回 Salesforce スタートアッププログラム」に4社が採択されたことを発表した。
本プログラムは、スタートアップ企業の成長支援を目的に、今年度から開始した取り組み。社会課題の解決や社会変革を主導するBtoB SaaSプロダクトを持つスタートアップ企業を対象に募集を行い、書類選考やSalesforce Venturesとの面談を経て選定に至ったという。
なお、プログラムの実施期間は本年10月~12月の3ヶ月で、その間セールスフォースは、事業運営で培った知見やノウハウ、同社製品の無償提供を通じて、採択企業の事業のブラッシュアップや営業スキルの向上、組織体制の構築を支援するとしている。
採択企業
- KiZUKAI:顧客データを収集・蓄積し、顧客分析を自動化することによる、顧客データの活用の民主化、顧客ロイヤリティの向上を支援するツール「KiZUKAI」を提供
- Rockets:B2B事業向け顧客開拓プラットフォーム「LEADPAD(リードパッド)」を提供。企業データベースからの営業リスト作成、営業代行や活動ログ、SFAへの自動連携、分析レポートまでを実現
- エーアイセキュリティラボ:AI・RPAなどの活用により脆弱性診断業務を自動化し、簡単・高精度な診断を実現するSaaS型Webアプリケーション脆弱性診断ツール「AeyeScan」を提供
- estie:全国7万件以上、都心5区90%を網羅したオフィスビル情報プラットフォーム「esite pro」により、物件情報/空室情報/募集賃料/入居テナントなど、オフィス賃貸業務に必要な情報を提供
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