日本電気(以下、NEC)と日本アイ・ビー・エム(以下、日本IBM)は、両社のITとOTを連携し、ローカル5Gを活用した新たなインフラ保全ソリューションの開発に向けた協業を開始する。
第一弾として、バーティカルソリューションの共同検討・検証を推進するため、2022年1月からNEC 玉川事業場の共創施設「ローカル5Gラボ」に両社の技術を組み合わせた共創環境の構築を開始。日本IBMのインフラ保全に関する業務システムやデータ分析技術とNECのネットワーク・AI技術を組み合わせて、新たなインフラ保全ソリューションの開発を進めるという。
今後、ドローンなどのロボティクス技術とローカル5Gを活用した新たなソリューション開発を視野に入れ、化学プラントや製鉄所などのインフラ保全業務の効率化・自動化の実現を目指すとしている。
【関連記事】
・KDDIがコクヨやNECなど3社の地方サテライトオフィス勤務を有償支援
・野村HDと野村證券、NICT、東芝、NECの5者が量子暗号技術を用いた検証実験に成功
・日本IBM、KDDIエボルバに従業員エクスペリエンス管理ツールを導入