SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

DB Press

Oracle Real Application Clusters のスペシャリスト資格が登場、君もExadata Readyなエンジニアを目指してみないか


エンジニアのスキルアップ方法といえば、何らかの資格試験に挑戦するというのを思い浮かべる人も多いだろう。試験に合格し資格を取得できれば、それ相当な知識とスキルを持っている証明になる。開発案件によっては、その要件で開発メンバーは資格保持者という条件が付くこともあるので、各種資格を取得しているということは技術者としてかなり有効な武器にもなる。

自分のスキルレベルを資格取得で確認してみる

 エンジニアのスキルアップ方法といえば、何らかの資格試験に挑戦するのを思い浮かべる人も多いだろう。試験に合格し資格を取得できれば、それ相当な知識とスキルを持っている証明になる。開発案件によっては、その要件で開発メンバーは資格保持者という条件が付くこともあるので、各種資格を取得しているということは技術者としてかなり有効な武器にもなる。

 データベースに携わっているエンジニアであれば、情報処理技術者試験の「データベーススペシャリスト試験」を目指すのも1つだろう。この他にも、LPI Japanが行っている「OSS-DB技術者認定試験」も最近になり登場している。こちらは、オープンソースデータベースのPostgreSQLに関する技術スキルを量る試験制度となっている。

 より実践的な資格としては、Oracle認定資格制度の「ORACLE MASTER」が挙げられる。いわずとしれたORACLE MASTER。データベースではBRONZE、SILVER、GOLD、PLATINUMという4つのレベルの資格が用意されている。最下位のBRONZEは技術者として最初の腕試しに最適。SILVERを取得すればそれなりのOracle Database技術者として認められるレベルだ。GOLDまでいけば他のエンジニアから頼られる存在となる。そして最高峰のPLATINUMともなれば、狭き門である実機によるシビアな実地試験を乗り越えており、Oracle Databaseの技術者として尊敬される存在になれるだろう。

 これらORACLE MASTERの4つの資格は、Oracle Databaseのエンジニアなら知らない人はいない。とはいえ、これら以外にもOracle Database技術の実力を示す資格試験が用意されている。Oracle Certified Expertという。今回は、その中でもいま注目されている「Oracle Real Application Clusters 11g and Grid Infrastructure Administrator認定資格」について紹介する。この資格は、2012年4月に登場した新顔で、ずいぶんと長い名称だが、ようはOracle Real Application Clustersの技術に特化した資格だ。

日本オラクル オラクルユニバーシティ ビジネス推進部 シニアマネジャー 阿部 憲三郎氏
日本オラクル
オラクルユニバーシティ ビジネス推進部
シニアマネジャー 阿部 憲三郎氏

 日本オラクル オラクルユニバーシティ ビジネス推進部 シニアマネジャーの阿部 憲三郎氏によれば、「Real Application ClustersはいまやOracleをベースにしたシステムではスタンダードなものになりつつある」という。ここ最近は、小規模なシステムでも可用性、拡張性の向上を目指し、多くのシステムでOracle Real Application Clustersが活用されている。さらに、Oracleが力を入れているEngineered Systemsの筆頭Oracle Exadataでも、はきわめて重要な機能の1つである。

 「Exadataの導入事例もどんどん増えています。そのため、いまExadata Readyなエンジニアが必要とされています。Exadataについては、専用資格も1年前から用意されています。まずはReal Application Clustersに精通し、さらにレベルアップしてExadataを使いこなせるエンジニアへとスキルアップして欲しいですね」(阿部氏)。

次のページ
技術に自信はあるけれど、いままで資格は所得していなかった人も挑戦可能

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
DB Press連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/4050 2012/06/22 10:48

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング