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テレワーク元年のモバイル端末はiPadか、MacBookか、Surfaceか 

2016/02/01 06:00

 「マイナンバーやIoTに引き続き注目しつつも、2016年はテレワーク元年だ!」年初にDBオンラインの谷川耕一氏が、こんな注目記事を書いていた。テレワークという言葉は決して新しくない。「テレワーク」は英語ではなく日本で作られた言葉で、在宅勤務、モバイルワーク、さらにはサテライトオフィス勤務などの総称だ。会社員の契約形態は多様化しており、以前は兼業や週末起業などあり得なかった企業でも、兼業や副業を認めるところが増えてきているようだ。兼業というと、主たる業務での稼ぎが低いから、というイメージを持つ人もいるが、最近ではそうとも言い切れない。その人が持つスキルを欲しがる企業が多く、そのスキルを複数の会社で活用し、さらには成長していくための仕組みづくりとしても有効だと考える人たちが増えてきているのだ。

エンジニアの「出世」は管理職ではない

 日本のIT企業には、多くの技術職がいる。彼らをプログラマーとかシステムエンジニアと呼ぶことが多いが、ここでは総称して「エンジニア」と呼ばせていただく。そのエンジニアたちが年収を上げていく仕組みは、管理職に就くしかない企業が多いのが現実だ。最近のベンチャー企業の中には、一生エンジニアで過ごすことができる仕組みを持っている企業もあるが、多くのシステム開発会社でそういう仕組みを持っていない。

 これは営業職にも言えることだが、営業として優秀な人材が管理職に向いているとは限らない。筆者は、過去に優秀なエンジニアを管理職にした結果、その重厚に耐えかねて心の病になってしまった人たちを何人か知っている。そうではなく、エンジニアならエンジニアとして快適な業務空間を提供し、営業は営業として活躍できる環境をつくることができるのが望ましい。

 キャリアだけではく、働き方も同様だ。今の時代に、なにがなんでもオフィスに来なければ仕事ができない、ということはない。

大雪でも出社する必要性はあるのか?

大雪にも関わらず動きの遅い電車の中で殺伐となり、
ヘトヘトになりながら出社する必要性はあるのだろうか?(写真はイメージ)

 2016年1月18日、東京は早朝から大雪に見舞われた。都内の電車という電車が、通勤時間帯に大幅な遅れを見せ、多くの会社員が出勤時間に間に合わず、大幅に遅刻することになった。筆者の知り合いの中には、普段は40分ほどで到着する距離を、予想外のラッシュや駆け込み乗車、間引き運転などが原因で、4時間以上かけて出社した人もいたほどだ。こうなると、事前に予想して早めの電車に乗ったとしても無理があるというものだ。

 もちろん、対面で行なわなければならない業務もあるし、店舗の店長などは出勤して店の鍵を開けないといけないとか、どうしても出勤しないといけない人たちがいるのは事実だ。筆者の知り合いの中には、その日に地方のイベントで講演するために出張に行かなくてはならず、空港に急ぐ人もいた。こうした仕事を何ら否定するものではない。

 しかし、オフィスワークを主業務とする人たちは、本当に出社しないと仕事ができないのだろうか。大雪にも関わらず、動きの遅い電車の中で殺伐となり、ヘトヘトになりながら出社する必要性はあるのだろうか。

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著者プロフィール

  • 大木豊成(オオキトヨシゲ)

    イシン株式会社 代表取締役 シンガポール大学(現NUS)卒業 米国PMI認定Project Management Professional取得 ソフトバンク株式会社で、Yahoo!BB事業立ち上げ、コンタクトセンター立ち上げ、おとくラインサービス立ち上げなど、事業・会社とサービスの立ち上げ...

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