アストラゼネカは、Salesforceの「Agentforce Life Sciences for Customer Engagement」を採用した。データ駆動型でAIを活用したエンゲージメントを通じて医療従事者(HCP)との強固な関係を構築し、グローバルで顧客エンゲージメント変革を推進するとしている。
Salesforceは、Agentforce 360 for Life Sciencesによりアストラゼネカ向けのグローバルなエンドツーエンド(E2E)のエンゲージメントソリューションとして支援すると述べている。これには以下の内容が含まれるとのことだ。
- メディカル・コマーシャル連携:医療従事者(HCP)のインサイトを集約し、チーム横断で状況を可視化
- パーソナライズされたエンゲージメント:主要顧客、フィールドチームにおける業務を、ネクストベストアクションレコメンドにより拡大。アストラゼネカはまた、顧客の嗜好に基づき、複数チャネルにわたるデジタルキャンペーンのオーケストレーションと自動化を行う
- MCP(Model Context Protcol)相互運用性:Salesforceの「Mulesoft Agent Fabric」により構成可能なアーキテクチャを拡張し、アストラゼネカはフィールドエンゲージメント、コマーシャル業務、異なるブランドや地域にわたる内部・外部エージェントの行動を調整。これにより、社内の担当者とAIエージェントがシームレスに連携することが可能に
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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