富士ソフトは、蔦屋書店のアマゾン ウェブ サービス(AWS)への移行を支援し、クラウドファーストの基盤を構築したことを発表した。
蔦屋書店の各サービスシステムは開発された時期が異なり、独自の改修を続けたことで複雑に連携している状態となっていたという。同社は、2017年からクラウドファーストを基本としたDX(デジタル・トランスフォーメーション)の検討を開始している。
今回、富士ソフトのAWS導入支援サービスを活用することでクラウド化基盤の構築に取り組み、15のネットサービスにおけるシステム構成のリアーキテクト(クラウドシフト)を行うことでAWS化を実現したという。

今後は、AWSの充実したエコシステムを活用し、第二フェーズで全サービスのクラウド化、第三フェーズでマルチクラウド化を目指している。

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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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