ネットアップとワンビは、総務省が定めるコンピュータ・ストレージのデータ消去ガイドラインに沿ったデータ消去機能と、ADECが認証する消去証明書の発行機能を備えた、国内初のソリューションを、3月1日から提供することを発表した。
今回提供するデータ消去証明ソリューションは、ネットアップが提供するストレージ管理ソフトウェア「NetApp ONTAP」(以下、ONTAP)と、ワンビが提供する「OneBe Storage LCM」(以下、SLCM)を連携させたものだという。ONTAPは、2020年12月にエンタープライズ向けストレージ関連製品として初めてADECの「消去技術認証」を取得している。
ONTAPの消去プログラムの実行履歴をSLCMサーバーにアップロードすることで、消去の実行結果とドライブ情報をADECの認証局に送信し、データ消去実行証明書が発行されるという。
両社は本ソリューションを、販売代理店などを介して提案することで、官公庁や地方公共団体、企業、医療・教育機関などが、高いセキュリティガイドラインとコンプライアンスに沿ったデータ管理ができるように支援していくとしている。
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