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デル・テクノロジーズ、SaaSベースのデータバックアップサービスを提供へ

 デル・テクノロジーズは4月27日、SaaSベースのデータバックアップサービス「Dell EMC PowerProtect Backup Service」を発表した。同ソリューションは、5月18日より提供を開始するとしている。

 「PowerProtect Backup Service」は、Druvaのテクノロジーを基盤にするクラウドベースのデータ保護ソリューションで、IT環境の複雑さを高めることなく、アプリケーションの保護を実現できるように構築されているという。

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サービスの特徴

  • 展開と柔軟な拡張性:SaaSの特徴である数分レベルでの展開や拡張が可能。同ソリューションを利用することで、増え続けるデータ量に合わせてオンデマンドで拡張していきながら、常にデータを保護することができるという。直観的なWebベースの管理環境を通じて、対象となるSaaSアプリケーション、エンドポイント、ハイブリッドワークロードへの一元化した可視環境を確立して管理することで、常にデータが保護されているという安心感を得ることができる
  • 様々なワークロードを直接クラウドで保護:モバイルデバイスを含む様々なエンドポイント、Microsoft 365やSalesforceといったSaaSアプリケーション、さらにエッジやオンプレミスとオフプレミス両方のサーバーワークロードのデータを、すべて直接クラウドで保護するという。従来は数週間や数ヵ月を要していた成果も、このソリューションの一元化したコンソールによって数分で実現できる
  • 「eDiscovery」によるコンプライアンスの実現:基幹データのセキュリティーと安全性を確保して回復可能な環境を確立することに加え、データセキュリティーおよびコンプライアンスを実現する「eDiscovery」を提供。これにより、セキュリティーのリスクを軽減するとともに、各企業におけるデータガバナンス要件への確実なコンプライアンスを実現できる
  • エンドポイントでのデータ保護:デスクトップやラップトップなどのエンドポイントデバイス内のデータを保護することで、企業は、クラウドベースのバックアップによる優れた柔軟性とスケールメリットで、リモートワーク下の利用端末などエッジにある重要なデータを長期にわたり保護が可能
  • サブスクリプションベースのサービス:サブスクリプションベースのサービスのため、利用開始時のコストを抑えながら、データ保護、セキュリティー、コンプライアンスという3つの重要なすべての要素を網羅し、予測可能なコストモデルを確立できる

新たにマルチクラウドデータ保護を実現する強化機能

 「PowerProtect Data Manager」を活用することで、ハイブリッドクラウド環境の既存アプリケーションとクラウドネイティブアプリケーションも保護することができるという。最新の「Data Manager」アップデートにてクラウドエコシステムにGoogleCloudが加わったことで、デル・テクノロジーズはこれまで以上に幅広い選択肢を提供するとしている。

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 既にAWSでワークロードを実行していれば、「Dell EMC PowerProtect Cloud Snapshot Manager with Dell EMC PowerProtect DD Virtual Edition」によってオブジェクトストレージにスナップショットをコピーすることで、全体的に長期的なデータ保持コストを削減することができるという。

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