Impervaは、新しいデータプライバシーソリューション「Imperva Data Privacy」を発表した。
同製品は、データベース・ディスカバリー、データ分類、センシティブ・データ管理における同社の専門知識を活用して、すべてのIT環境内に保存されている個人データを特定し、誰が何の目的でそれにアクセスしているのかを特定するという作業を容易にするという。
また、Imperva Sonarプラットフォームをベースに開発されており、同プラットフォームにImperva Data Privacyが新たに加わったことで、企業はデータプライバシーのコンプライアンスと保護を効率化するとともに、継続的なコンプライアンスの維持に必要な手動プロセスを最小限に抑えることができるとしている。
Imperva Data Privacyのメリット
- 個人データの識別とデータ分類の手動プロセスを簡素化し、自動化
- 個人のプライバシー権をよりよく保護するために、企業全体でDSARの履行範囲を拡大
- 個人情報保護やコンプライアンス違反のリスクを低減
Impervaのデータセキュリティ担当シニア・ディレクターであるDavid Valovcin氏は、「強力なセキュリティ・インフラは、企業が顧客を守るために最低限必要なものです。しかし、もはやそれだけでは十分ではありません。今後は顧客、パートナー、そして規制当局でさえも、より多くの可視性とコントロールを必要としています。Imperva Data Privacyは、データがどこにあるのかを確実に把握し、昨今拡大する脅威に対してデータが保護されていることを確認するのに役立ちます。さらに、センシティブなデータの発見と管理にまつわる手作業の一部を自動化することで、組織の時間とコストを削減することができます」と述べている。
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