SAPジャパンは、デサントが「RISE with SAP」とアパレル製造卸業向けの「SAP S/4HANA for fashion and vertical business」、小売業向けの「SAP S/4HANA Retail for merchandise management」を採用したことを発表した。
デサントでは、中期経営計画「D-Summit 2023(ディーサミット 2023)」における「日本事業の収益改善」の達成に向け、DTC事業強化に向けた構造改革が実施されている。その中で「SAP S/4HANA Cloud, private edition」の採用を決定したという。
これにより卸、小売、ECビジネスの情報を一元管理し、リアルタイムに可視化することで市場環境に迅速に対応。消費者ニーズに応えるモノづくりの実践および生産量コントロールによる返品・値引きの抑制、在庫・販管費の削減を実現して経営基盤の強化を目指すとしている。
【関連記事】
・AI inside、「SAP SuccessFactors」との連携で人事業務の効率化を目指す
・LIXIL、SAP S/4HANAなどの導入により国内事業の基幹システムを標準化
・TeamViewer、SAPとの戦略的パートナーシップ締結で市場拡大を狙う