米現地時間7月20日、オラクルは、トムソン・ロイターが「Oracle Cloud Infrastructure(以下、OCI)」を導入し、世界中の顧客向けに同社の間接税ソフトウェア・サービスの提供を開始したと発表した。
また、トムソン・ロイターは、「Oracle Autonomous Database」上にアプリケーションを構築し、クラウドファーストのソリューションにより、プロセスの簡素化とパフォーマンスの向上を図る予定だという。
具体的には、トムソン・ロイターが提供する税額計算サービス「ONESOURCE Indirect Tax Determination」において「OCI」を採用し、同社のクラウドベースのソリューションを拡大。単純な取引から複雑な取引に至るまで、世界中のクライアントに対し、取引税への取り組みを支援するとしている。
また、トムソン・ロイターは、「Oracle Cloud Lift Services」プログラムを利用し、「Oracle Cloud」のエンジニアと緊密に連携。追加費用なくハンズオンの専門知識、技術ツール、クラウド・エンジニアリング・リソースの提供を受け、クラウドネイティブな税務アプリケーションの開発を加速させたという。
今後、両社はONESOURCEをはじめとする、クラウドネイティブ・ソリューションを共同で販売するとしている。
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