NTTデータとMavenir Systems(以下、マべニア)は、クラウドネイティブでオープンなアーキテクチャをベースとした5G Open RANネットワーク向けの製品、ソリューション、システム、インテグレーションサービスの提供において、グローバルに協業すると発表した。
本協業では、NTTデータが全世界で提供している、インテグレーションサービスをはじめとする各種IT・通信サービスと、マべニアのOpen Virtualized RAN(以下、vRAN)ソリューションおよびコンバージドパケットコアを連携。通信事業者によるOpen vRANの採用や、企業や通信事業者による5Gを活用したDXの実現を支援するという。
また、両社は通信事業者をはじめとするネットワークサービスを必要とする企業に対し、5Gネットワークのオープン化・仮想化がもたらす付加価値を提供。特に、より大規模で広範なエコシステムを可能にする、オープンアーキテクチャベースのアプローチを推進するプロジェクトに優先的に取り組み、緊密に連携していくとしている。
両社は今後、このようなネットワークの構築を通じて、これまで高速無線通信の恩恵を受けていなかった地方などの地域のデジタル化にも貢献していくという。
【関連記事】
・NTTデータ、EMEAL地域統括会社「NTT DATA EMEAL」を新たに設立へ
・NTTデータ、DataRobotとの連携でTwitter集計データサンプルを提供
・りそなHDとNTTデータ、日本IBMが金融デジタルプラットフォーム共創に関する覚書を締結