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セールスフォース、Sales Cloud分野における3つの新たなイノベーションを発表

 セールスフォース・ドットコムは、「Revenue Cloud」「Sales Enablement」「Subscription Management」の3つのSales Cloud分野における、新たなイノベーションを発表した。

 本イノベーションでは、AIを活用したインサイト、統合されたセールスイネーブルメントリソース、顧客主導のセルフサービスオプションを通じて、営業チームの成長加速を支援するという。なお、新たなイノベーションの内容は以下のとおり。

Revenue Intelligence

 セールスリーダーに対して、商談成立から予測設定、パイプラインの管理まで、セールス・収益サイクル全体におけるインサイトを提供。「Sales Cloud」「Einstein」「Tableau」の機能を統合し、統合された収益管理のコマンドセンターとして、以下を可能にするとしている。

  • 自信を持って案件をクローズ:「Einstein Deal Insights」でビジネスの健全性を分析し、顧客とのインタラクションにおいて、成約やプッシュの可能性が高い案件や、達成率、勝率、四半期ごとの進捗状況などのセールスクロージングKPIを予測
  • 販売目標達成のための行動:「Tableau」を利用し、予め構築された分析を活用して、販売目標とのギャップに対処するほか、予測精度を高めるための実用的なインサイトを提供
  • データファーストな営業戦略の採用:トップの営業担当者のベストプラクティスや案件などを、複数の側面から傾向を把握し、他の担当者をトップパフォーマーに近づける

Sales Enablement

 パフォーマンスの高いセールスチームを迅速に作りあげることを可能にし、以下を実現するという。

  • データに基づいたコーチングで案件を加速:Einsteinが、パイプラインや案件のインサイトに関連してコーチングを行うタイミングを素早く表示し、セールスマネージャーや営業担当者がより多くの案件を成約するためのスキル向上を支援
  • 文脈に応じたリアルタイムの学習で営業担当者をスキルアップ:「Trailhead」を使用してパーソナライズされた学習を提供し、ビデオやSlackなどのチャネルで同僚同士の知見共有を促進
  • イネーブルメントを収益に結びつける:リードから商談への転換率、営業サイクルタイムの短縮、成約率の向上など、主要な指標に対するイネーブルメント活動の影響を測定

Revenue CloudのSubscription Management

 「Salesforce Customer 360」プラットフォーム上に構築された、統一感のあるカスタマーエクスペリエンスを提供。顧客はいかなるセルフサービスチャネルからでも、自分自身でサブスクリプションを管理できるようになるとしている。

  • サブスクリプションを完全に管理:製品からキャッシュまでの収益アクションを処理し、指標にアクセス。定期的なビジネスに関するインサイトの獲得を実現
  • あらゆるセルフサービスチャネルへの展開:Eコマース、アプリ、その他のセルフサービスのタッチポイントに統合することで、顧客が望むチャネルでセルフサービスオプションを提供することが可能
  • Einsteinによる収益の最大化:Einsteinが、支払い遅延や未払いのリスクを予測して回収業務における優先順位を決定。最適なアクションを提案することで、安定した収益源の確保を支援

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