セールスフォース・ドットコム(以下、Salesforce)は、2022年2月1日付で本社を移転し、社名を「株式会社セールスフォース・ジャパン」に変更することを発表した。
「Salesforce Tower」への移転にあわせ、これまで以上に日本市場に根ざし、信頼される顧客関係管理(CRM)のマーケットリーダーとなることを目指して、社名を変更するとしている。
新オフィスとなるSalesforce Towerでは、場所を選ばずにどこからでも成功する(Success from Anywhere)という同社の新しい働き方のコンセプトに基づき、従業員の声に耳を傾けながら、リモートワークと、人と人とが直接会う楽しさ、自発性、イノベーションを組み合わせた、柔軟性のある働き方を実現していくという。
また、社名の変更と移転に合わせ、持続可能な未来を拓くための森林保全の取り組み「Salesforce Park Tokyo」プロジェクトを設立。東京都檜原村の「Salesforce Park Tokyo」に3000本の樹木を植えるとともに、移転に際する取引先からの祝花などを辞退し、代わりに同プロジェクトへの支援を呼びかけることで、生態系の回復と森林保全を進めていくとしている。
同代表取締役会長兼社長の小出伸一氏は、「21年前に日本法人を設立して以来、当社はお客様、パートナー様、コミュニティの皆様に支えられながら、テクノロジーを使って企業とその先のお客様との信頼関係を構築するお手伝いをし、日本のデジタルトランスフォーメーションを支援してまいりました。これからも、皆様からの期待に応えるとともに、『ビジネスは社会を変えるための最良のプラットフォームである』という信念のもと、お客様の成功と社会の発展に貢献してまいります」と述べている。
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