GMOあおぞらネット銀行は、IT運用効率性向上の実現に向け、日本アイ・ビー・エム(以下、日本IBM)のアプリケーション・パフォーマンス監視ソリューションである「IBM Observability by Instana APM」(以下、Instana)を2022年1月から導入したと発表した。なお、Instanaは2020年にIBMが買収したAIOps(Artificial Intelligence for IT Operations)ソリューション。
IBMのInstanaは、管理対象となるサービスの自動検出・依存関係を可視化するもの。GMOあおぞらネット銀行は、UXを損なわないようIT運用業務の効率性向上のため、SaaS版Instanaの導入を決めたという。同社は、顧客情報を扱う銀行業務のシステムやアプリケーションの機密性や信頼性を担保しながら、パフォーマンス確保が可能となり、IT運用効率が向上するとしている。
GMOあおぞらネット銀行は今後、日本IBMの協力のもとInstanaを活用することで、インターネットバンキングのパフォーマンス監視やバックエンド環境の可視化・分析を効率化していくという。
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