IBMは、SAPと提携し、SAPソリューションをクラウドへ移行しやすくするための、テクノロジーおよびコンサルティングサービスを提供すると発表した。
「premium supplier option with IBM for RISE with SAP」により、顧客はオンプレミスのSAPソリューションをIBM Cloudに移行促進するためのツールを活用できるという。
また同社は、SAP S/4HANA Cloudへの移行を促進・拡大するためのソリューションとコンサルティング・サービスのポートフォリオである、新プログラム「BREAKTHROUGH with IBM for RISE with SAP」も発表。柔軟かつ拡張性のあるプラットフォーム上に構築されたソリューションとサービスは、ワークフローを活用し業務を効率化するとしている。
さらに同日、IBMは「RISE with SAP」におけるプレミアム・サプライヤーとなったことを発表。IBMは「RISE with SAP」においてインフラストラクチャー、ビジネス変革、アプリケーション管理サービスを提供する初のクラウド・プロバイダーだという。
【関連記事】
・ソフトウェア事業とコンサル事業が成長を牽引【IBM 2021年度第4四半期の連結決算】
・IBM、ReaQta買収で「IBM QRadar XDR Suite」を提供へ
・IBM、新たにAIやオートメーション機能などを「IBM Watson」に追加