SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

週刊DBオンライン 五味明子

みどりのゾウが東京にやってくる! ―Hadoop関連トピックを2つほど


 すっかりご無沙汰してしまった本コーナーですが、久々のご挨拶がわりにちょっと宣伝を。9月28日 - 29日に東京・六本木で行われるワークスアプリケーションズ主催の年次カンファレンス「COMPANY Forum 2016」、2日目午後の若手/中堅のWebエンジニア向けセッション「世界で通用するエンジニアに必要な経験とは」(G-2-2)で、ワタクシがモデレータを務めさせていただくことになりました。登壇するパネリストは、ご存じ"Rubyパパ"のまつもとゆきひろさん、ワークスアプリケーションズ フェローの井上誠一郎さん、同じくワークスアプリケーションズのフェローの廣原亜樹さんという豪華な面々。皆さん、正真正銘の"世界で活躍するエンジニア"です。2時間超の長めのセッションですが、途中、まつもとさんの単独プレゼンも入っています。世界で通用するエンジニアを目指したい方or育てたい方の参考になれるお話を引き出せるよう、モデレータとしてがんばりますよ!!!

五味明子さんがモデレーターを務めます!

タイムテーブル・申し込みはこちら 】
※Day2、右側、キャリアトラックの【G-2-2】セッションを選んでお申し込みください。

 さて、久々の本コーナーですが、"DB"オンラインらしくデータベース系のネタとしてHadoop関連のトピックを2つほど取り上げてみたいと思います。もっともHadoopを"データベース"という括りに入れてしまうのは若干の抵抗を感じなくもありませんが、まあ"データストア"という意味では許容範囲ということで。

みどりのゾウが東京にやってくる! 「Hadoop Summit 2016 Tokyo」が10月に開催

 毎年6月、米サンノゼで開催されるHadoop最大のカンファレンス「Hadoop Summit San Jose」(主催: Hortonworks / Yahoo!)には世界中から数千名のHadoopユーザ/開発者が集い、最新技術動向からから先進的な導入事例まで、テクニカル/ビジネスを問わず旬の"Hadoopなう"な情報を共有することができるエキサイティングなイベントです。ワタクシも昨年、今年と続けて参加しましたが、国内のIT系カンファレンスではなかなか感じることのできない、オープンでカジュアルでありながら超ギークな空気がとても心地よく、3日間の開催期間中を本当に楽しく過ごすことができました。カリフォルニアがいちばんさわやか(ただし乾燥と紫外線は殺人的…)な季節に行われるというのも、解放的な雰囲気をさらに高めているのかもしれません。ちなみに今年の参加者はなんと4000名を超えていました。

Hadoop Summit Sun Joseが開かれるのはサンノゼのダウンタウンにある「San Jose McEnery Convention Center」、ベイエリアを代表するコンベンションセンターのひとつで、毎週のようにテック系カンファレンスが行われています。Hadoop Summitの期間中、会場横ではアメリカ国旗、カリフォルニア州旗と並んで、Hadoopマスコットのゾウさんフラッグがパタパタとはためきながら、世界各国からのHadoopユーザをお出迎えしていました

Hadoop Summit Sun Joseが開かれるのはサンノゼのダウンタウンにある
「San Jose McEnery Convention Center」。
ベイエリアを代表するコンベンションセンターのひとつで、毎週のようにテック系カンファレンスが行われています。Hadoop Summitの期間中、会場横ではアメリカ国旗、カリフォルニア州旗と並んで、
Hadoopマスコットのゾウさんフラッグがパタパタとはためきながら、
世界各国からのHadoopユーザをお出迎えしていました

 このHadoop Summit、今年はサンノゼのほかにもアイルランド・ダブリンやオーストラリア・メルボルンで開催されてきましたが、この10月にはついにはじめての東京開催が実現します。10月26日および27日の2日間に渡って行われる「Hadoop Summit 2016 Tokyo」の見どころについて、主催のホートンワークスジャパン マーケティングディレクターの北瀬公彦さんに見どころを伺いました。

(北瀬)「Hadoop Summitでは最新のデータアナリティクストレンドにフォーカスしており、最近の傾向として、Apache Spark、機械学習、IoT、クラウド、データサイエンス、先進的な企業でのデータ活用ユースケースに関連するセッションや展示が増えています。Hadoop Summit Tokyoのプログラムもようやく決まってきており、かなり魅力的な内容になっています。

ユーザーセッション

 eBay、Verizon、LinkedIn、Yahoo! Japan、Daimler Trucks Asia、コカ・コーライーストジャパン、楽天、セガなどの先進企業でのHadoopによるデータ活用について紹介します。

Apacheプロジェクトに関する技術セッション

 Hadoop、Hive、YARN、HDFSなどのコアコンポーネントや、Hadoopエコシステムを構成するHBase、Eagle、Spark、NiFi、Zepellinなどのコミッター/PMCが技術動向について解説します。年内リリースと見られるApache Hadoop 3.0についての紹介セッションもあります。

Hortonworks資格試験用トレーニング

 10/24および10/25にHortonworks資格試験用トレーニングが開催されます。こちらも日本初開催となっており、「Hadoop Summit」に登録する際にトレーニングを選択することができます。

Hortonworks製品のハンズオンセッション

 2~3時間のハンズオンを行います。日本で初開催ではないですが、2回目の開催ということで、こちらも楽しみな内容になっております。

 また、本イベントは有料になりますが、海外での開催に出張費を申請して、高いホテルに泊まって、高い登録費を支払って...を考えると、日本にいながら、海外でのイベントを感じる事ができますので、お得感満載です!! スタッフ一同、EnterpriseZine/DB Onlineの読者のみなさまのお越しをお待ちしております。」

 以上、北瀬さんありがとうございました。
 ……というわけで、DBオンライン読者諸氏のためにホートンワークスジャパンさんからHadoop Summit 2016 Tokyoのディスカウントコード「ENTZINE20」を発行していただきました。登録時にこちらのコードを入力すると20%オフになりますので、お忘れなく。

 ところでHadoop Summitを主催するHortonworksのトレードマークはみどりのゾウなのですが、サンノゼのイベント会場のあちこちで出現していたたこのゾウの被りモノがあまりに可愛くない! どうか東京に来るまでにはもう少しブラッシュアップしたゾウさんになっていることを心から祈っております。

Hadoop Summit 2016 Sun Joseではこのみどりのゾウがときおり会場に出現していのですが、ご覧のとおり、鼻が2次元で、しかも首の後ろにはスキマがあり、とにかく何もかもが雑なつくりすぎる…。日本Hadoopユーザ会のマスコットキャラのゾウさん(左)と較べると、やはりゆるキャラのレベルは日本のほうが数段上のようです。東京までにはなんとか可愛くなってね!
Hadoop Summit 2016 Sun Joseではこのみどりのゾウがときおり会場に出現していのですが、
ご覧のとおり、鼻が2次元で、しかも首の後ろにはスキマがあり、とにかく何もかもが雑なつくりすぎる…。
日本Hadoopユーザ会のマスコットキャラのゾウさん(左)と較べると、
やはりゆるキャラのレベルは日本のほうが数段上のようです。東京までにはなんとか可愛くなってね!

次のページ
"ビッグじゃない"データ活用基盤をHadoopで - 大東建託のHadoop導入事例

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
週刊DBオンライン 五味明子連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

五味明子(ゴミ アキコ)

IT系出版社で編集者としてキャリアを積んだのち、2011年からフリーランスライターとして活動中。フィールドワークはオープンソース、クラウドコンピューティング、データアナリティクスなどエンタープライズITが中心で海外カンファレンスの取材が多い。
Twitter(@g3akk)や自身のブログでITニュース...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/8491 2016/09/23 12:23

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング