横浜銀行とTrustは、Trustが開発した生成AIソリューション「Trust TLanP」を活用し、システム開発・運用保守の効率化を目的とした実証実験を開始した。

横浜銀行は2025年4月よりスタートした中期経営計画の中で、生産性向上の一環として「AI活用による業務効率化」や「データベースの有効活用」に取り組んでいる。この取り組みの推進とIT戦略の高度化やシステム開発の効率化を加速するため、Trustとの協業に至ったという。
今回の実証実験では、まず横浜銀行内で内製開発しているプログラムの設計書作成業務に、Trust TLanPを活用し、業務効率化の検証を行うとしている。今後は、外部委託によって開発している業務システムへの適用可能性についても検討を進め、開発コストの削減や期間の短縮、さらにはシステム開発プロセスの抜本的改善といった効果の実現を目指すとのことだ。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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