OpenAIとNVIDIAは、戦略的パートナーシップに関する基本合意書を発表した。
このパートナーシップは、OpenAIの次世代AIインフラに少なくとも10ギガワットのNVIDIAのシステムを導入し、「スーパーインテリジェンス」の実現に向けた次世代モデルのトレーニングと実行を行うものだという。また、データセンターや電力容量などの導入を支援するため、NVIDIAはOpenAIに最大1000億ドル投資する意向とのことだ。導入の第一段階は、NVIDIA Vera Rubinプラットフォームを使用し、2026年下半期に稼働開始の予定だとしている。
OpenAIは、今後もOpenAIのモデルおよびインフラソフトウェアと、NVIDIAのハードウェアおよびソフトウェアのロードマップを共同で最適化するために協力していくと述べている。
両社は、今後数週間以内に同パートナーシップの具体的な内容を最終決定するとのことだ。
【関連記事】
・富士通、ヘルスケア特化型AIエージェント活用基盤をNVIDIAと構築 2025年内の収益化目指す
・菱洋エレクトロ、新サービスで「フィジカルAI」への注力示す──NVIDIAやavatarinも意欲
・HPEとNVIDIA、「HPE Discover」にて新たなAIファクトリーソリューションを発表
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア