IBMとAWSは11月15日(UAE現地時間)、アブダビ国際石油展示会・会議(ADIPEC)において、「IBM Open Data for Industries for IBM Cloud Pak for Data」とAWSクラウドを組み合わせ、エネルギー業界のクライアント向けにサービスを提供していくと発表した。
本サービスは、AWSクラウド上の「Red Hat OpenShift」で稼働し、ユーザーがAWSクラウドとオンプレミスでワークロードを実行するための機能を簡素化するとしている。また、両社はOSDUアプリケーションの実行場所の柔軟性や選択肢を拡張できるよう、将来的な機能の共同開発を行う予定だという。
具体的には、ユーザーはデータ・レジデンシー要件に対応しながら、OSDUデータ・プラットフォーム・アプリケーションをAWSクラウドまたはオンプレミスで実行できる柔軟性を確保することが可能。エネルギー企業がデータの活用によって洞察を引き出し、運用を合理化し、持続可能なエネルギーの生成に移行するために必要なコスト、時間、リソースの削減を支援するとしている。
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