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データが存在する場所に“知性”を。マイクロソフトがデータベースにAIを組み込む理由

2017/05/25 14:20

 2017年5月23日、日本マイクロソフトは「de:code 2017」と題して、ITエンジニア向けに同社のテクノロジとビジョンを紹介する年次イベントを開催した。ここでは基調講演からデータベースやデータプラットフォームに関する話題をピックアップする。

AIに欠かせないツールは、データ、クラウド、インテリジェンス

 今年の「de:code 2017」はテーマを「The New Age of Intelligence」と掲げ、全面的に「AI推し」とした。日本マイクロソフト CTO 榊原彰氏は「全製品、全サービスにインテリジェントを組み込んでいく」と宣言するなど、マイクロソフトがAIにかなり力を入れていることが分かる。基調講演ではAIを用いたデジタルトランスフォーメーションの実例やホロレンズなどが華々しく披露された。  

 基調講演ではデータベースやデータプラットフォームに関する発表もいくつか続いた。それもそのはず。現在のAIにデータは欠かせないからだ。かつてのAIはプログラミングが中心だった。一方、現在のAIは大量のデータから機械学習する。必要なデータをいかに収集して処理するかは、AIで実現するアプリケーションの成否を左右するといってもいいだろう。  

 マイクロソフト・コーポレーションでデータグループのバイスプレジデントを務めるジョセフ・シロー(Joseph Sirosh)氏は現在を「AIの特異点」と表現する。地球の歴史ならカンブリア爆発にあたるほどのターニングポイントにいるということ。約5億3000年前、地球上では生物の種類が爆発的に増加した。大気中の酸素濃度増加や、目を持つ高度な生物が登場したことなどが要因とされている。このカンブリア爆発のような爆発的な普及がいまAIで起ころうとしているというのがシロー氏の見方だ。

マイクロソフト・コーポレーション ジョセフ・シロー(Joseph Sirosh)氏

 AIに欠かせないツールとしてシロー氏は3つ挙げた。データ(データベース)、クラウド、そしてインテリジェンス(そのアルゴリズムとしてのディープラーニング)。これらが発達することで、今のAIは言語の理解や認知が向上し、予測の正確性や可視化も進んでいる。これから急速にあらゆる場面で普及しそうな勢いだ。  

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