SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

2021年度通年見通しを上方修正――SAP 2021年第3四半期業績

 SAPは2021年第3四半期の業績を発表した。本発表は、同社が発行している「2021 Q3 Quarterly Statement」の抄訳を基にしている。

2021年度第3四半期のハイライト
  • 進行中のクラウドバックログが24%増(固定通貨換算ベースで22%増)
  • SAP S/4HANAの進行中のクラウドバックログが60%増(固定通貨換算ベースで58%増)
  • クラウド売上が20%増(固定通貨換算ベースで20%増)
  • IFRSベースの営業利益は15%減、Non-IFRSベースの営業利益は2%増(固定通貨換算ベースで2%増)
  • 第3四半期の業績を背景に通年の売上および利益の見通しを上方修正

 同CEOのクリスチャン・クライン(Christian Klein)氏は、「当社の戦略が機能していることは明らかです。お客様は、クラウドによるビジネス変革の推進にSAPを選択されています。当社のアプリケーションとプラットフォームの導入状況は過去最高を記録しています。その結果、当社のクラウド事業の成長が力強く加速しました」と述べている。

2021年度の見通し

 SAPは、クラウド売上の成長が加速し続けると見込まれることから、2021年度通年の見通しを上方修正。一方、ソフトウェアライセンス売上は、ミッションクリティカルなコアプロセスで「RISE with SAP」サブスクリプションサービスに切り替える顧客企業が増えているため、通年で減少すると引き続き見込んでいるという。

 また同社は2021年、「お客様のロイヤルティ」「従業員のエンゲージメント」「二酸化炭素の排出量」の3つの非財務目標に注力。当年度は、引き続き次のことを目指すとしている。

  • 顧客ネット・プロモーター・スコアで5~10(2020年度=4)を達成
  • 従業員エンゲージメントインデックスで84%~86%(2020年度=86%)を達成
  • 二酸化炭素排出量で9~11万トン(2020年度=13.5万トン)を達成

【関連記事】
NTTデータGSL、国境なき医師団日本事務局へのSAP導入を支援 データ品質向上を実現
NRI、全社情報活用基盤として「RISE with SAP」を採用
ブラックラインとSAPジャパン、花王の決算業務プロセスDXを支援

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/15124 2021/10/22 17:06

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング