北國銀行システム部が目指した“下請け部署”からの脱却、DX優等生たる所以
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こんにちは、EnterpriseZine編集部です。
今週オススメの記事は、以下2本です。
【オススメ記事①】
◆なぜ北國銀行は“DXの優等生”として走り続けられるのか、
原点はアウトソーシング一辺倒への危機感
https://enterprisezine.jp/article/detail/21554?utm_source=enterprisezine_regular_20250422&utm_medium=email
2025年1月、北國フィナンシャルホールディングス(北國FHD)は、
次期コアバンキングシステムをMicrosoft AzureとGoogle Cloudの
マルチクラウド環境で運用する方針を発表しました。
2027年1月のローンチに向けて邁進する同社は、2015年には
BIPROGY(旧:日本ユニシス)が提供する「BankVision」を用いて
勘定系システムをオープン化し、2021年にMicrosoft Azureによる
クラウドリフトを実現。
未だに多くの地方銀行がクラウド化への道を模索し苦戦している中、
なぜ着実に前進し続けられるのでしょううか。
そのカギのひとつは、北國銀行が強力に推進してきた
「内製化」にあるといいます。
2000年ごろ、同行は多分に漏れずアウトソーシングを中心とした
システム開発・運用体制を敷いていました。
システムの管理・運用プロセスを強化できた一方で、
それらのノウハウが自社内に蓄積されにくい状況になってしまったそうです。
そんな状況を打破すべく、現在同行でシステム部長を務める新谷敦志氏は
まずシステム部に蔓延る「下請け根性のたたき直し」から改革を始めました。
一般的に行内において発言力を持つのは、出世コースともいえる
営業部や企画部。当時のシステム部の影響力は大きくなく、
いわば行内の“下請け部署”という印象が定着していたのです。
そのような状態から、同氏はどのようにして北國銀行を
“DXの優等生”に導き、現在も走り続けているのでしょうか。
ぜひその一部始終を、本記事でお確かめください。
⇒ https://enterprisezine.jp/article/detail/21554?utm_source=enterprisezine_regular_20250422&utm_medium=email
【オススメ記事②】
◆脆弱性対応を“AIで仕組み化”する具体的な5ステップ:
専門家不足でも持続可能な内製診断を実現するには
https://enterprisezine.jp/article/detail/21701?utm_source=enterprisezine_regular_20250422&utm_medium=email
企業のDX推進が加速する中、デジタルサービスやシステムの数は
増加の一途をたどっており、技術的にも複雑化が進んでいます。
これにともない、セキュリティ部門や担当者の業務領域もますます広がり、
業務の難易度も上昇する一方です。
こういった現況のなか、
企業のセキュリティ対策には2つの具体的な課題があると
エーアイセキュリティラボの阿部一真氏は語ります。
1つ目は、サプライチェーンセキュリティの課題。
DXが叫ばれ始めた初期の段階では
企業内部におけるデジタル変革が取り組みの中心とされていましたが、
今やDXは企業の垣根を越えた変革へと発展しています。
このような中で問題に挙げられるのが、
つながっている企業群のうち1社でもセキュリティ対策が弱い箇所があれば、
そこが攻撃の起点として利用されてしまう危険性です。
2つ目の課題は、セキュリティ対策の難易度上昇と業務量の増加。
Webアプリケーション、Webサーバー、ネットワークなどの幅広い領域において、
侵入検知、脆弱性診断、インシデント対応など、実施すべき対策は多岐にわたり、
それぞれに専門的知識が要求されます。
では、これらの課題に対し我々はどう対応すればよいのでしょうか。
本記事では、2つの課題にアプローチするための実践的な方法を具体的に紹介。
皆さん、ぜひご一読ください。
⇒ https://enterprisezine.jp/article/detail/21701?utm_source=enterprisezine_regular_20250422&utm_medium=email
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「Copilot for Microsoft 365」運用時のセキュリティ課題を
1時間で解消!自社のポリシーに沿ったM365活用を実現するには?
⇒ https://event.shoeisha.jp/ezday/hennge20250514?utm_source=enterprisezine_regular_20250422&utm_medium=email
IT部門の肝を冷やす、“想定を超えたアプリケーションの利用”。
セキュリティインシデントが多発している中、
適切な設定とマニュアル整備、従業員への周知は欠かせませんが、
人手不足により十分に対策を打てていない方も多いことでしょう。
本セミナーでは、マイクロソフト認定トレーナーとして
数々の登壇実績を持つ国井傑氏が、
Microsoft Teams, Exchange Online, OneDrive for Businessを
セキュアに利用するための設定方法、運用のコツ、
そして自社のセキュリティポリシーやガイドラインを満たすための
ポイントを解説します。
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「M365のセキュアな運用 情シスが知るべきコツとポイント」
日 時:2025年5月14日(水)14:00~15:00予定
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参加費:無料(事前登録制)
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新着記事:11本(2025-04-15~2025-04-22)
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◆業務プロセスだけでなくビジネスモデルまでゼロベースで見直す静岡銀行、
“DX先進金融機関”の理由を探る
森 英信[著] 名須川 楓太(編集部)[編]
国内の地域金融機関の中でも先進的にDXに取り組んでいる、しずおかフィナン
シャルグループ。その中核にあるのが静岡銀行だ。昨今のトレンドである生成AIに
関しても、既に様々な実証実験を通じ業務適用を開始しているほか、オープン勘定
系システムの開発にもこの技術を適用するべく取り組みを進めているという。なぜ
これほどの柔軟さとスピーディさを体現できているのか。同行でDX推進をけん引す
る榎本裕己氏に話を伺った。
https://enterprisezine.jp/article/detail/21588?utm_source=enterprisezine_regular_20250422&utm_medium=email
◆セキュリティ対策で外せない「技術」と「人」の脆弱性
──4象限ごとの最適なアプローチ手法を解説
EnterpriseZine編集部[著] 高山 透[写]
サプライチェーンセキュリティの重要性が高まる中、多くの組織では技術的な対
策に注力する傾向がある。しかし、インターネットイニシアティブ(以下、IIJ)
サービスプロダクト推進本部 営業推進部 セキュリティソリューション課 西川礁
太氏は、見落としがちな「人の脆弱性」にも目を向ける必要性を説く。西川氏が登
壇した「Security Online Day 2025 春の陣」の講演をレポートする。
https://enterprisezine.jp/article/detail/21695?utm_source=enterprisezine_regular_20250422&utm_medium=email
◆なぜ北國銀行は“DXの優等生”として走り続けられるのか、
原点はアウトソーシング一辺倒への危機感
岡本 拓也(編集部)[著]
地方銀行を取り巻く事業環境は、決して楽観視できるものではない。日銀の政策
修正や人手不足、Fintech領域での異業種による参入はもちろん、地域課題の解決
にも資する存在でなければならず、単なるコスト削減だけでは乗り切れないだろ
う。各行が打開策を模索する状況下、IT部門やテクノロジーの在り方を刷新しつづ
けてきた北國銀行の存在感は大きく、“DXの優等生”との呼び声が高い。
https://enterprisezine.jp/article/detail/21554?utm_source=enterprisezine_regular_20250422&utm_medium=email
◆増えるフィッシング被害、「偽サイト」は今や見分け困難に……
DMARCは有効か? 他の対策方法は?
中西 一博[著]
日本でも、フィッシングによる個人情報の窃盗被害が増加の一途をたどってい
る。これらは主に、実在の事業者や公的組織をかたるメールやSMS、ソーシャルメ
ディアのメッセージなどで送信される緊急性を装った“警告メッセージ”と、誘導
先で機微な情報を盗む“偽サイト”で構成されている。巧妙に作られた偽サイトは
フィッシングだけでなく詐欺にも用いられている。今回は、情報窃取やネット詐欺
の主要なツールになっている、偽サイトの実態と対策を取り上げる。
https://enterprisezine.jp/article/detail/21831?utm_source=enterprisezine_regular_20250422&utm_medium=email
◆「生成AI」「データ利活用」は地銀再浮上の切り札となり得るのか?
FDUA代表理事 岡田拓郎氏に訊く
吉村 哲樹[著] 黑田 菜月[写] 岡本 拓也(編集部)[編]
地方銀行を取り巻く経営環境がますます厳しさを増す中、「データ利活用」「生
成AI」といった“デジタルを主とする”取り組みで苦境からの脱却を図ろうとする
銀行が増えてきた。2025年を迎えた今、デジタル施策がもたらす可能性、実現に向
けた諸課題とは何か。金融業界におけるデータ/AI活用のエキスパートである金融
データ活用推進協会(FDUA)代表理事を務める岡田拓郎氏に話を聞いた。
https://enterprisezine.jp/article/detail/21444?utm_source=enterprisezine_regular_20250422&utm_medium=email
◆HashiCorp買収でIBMはどこを目指すのか
──成功の鍵はOSSコミュニティとの関係維持?
谷川 耕一[著] 岡本 拓也(編集部)[編]
米現地時間2025年2月27日、IBMはHashiCorpの買収を完了したと発表した。Hashi
Corpは、クラウド環境におけるインフラ運用を自動化するためのソフトウェアなど
を提供している。同社の中核となるソフトウェアはオープンソース(OSS)で固め
られ、世界中で多くの企業が利用している状況だ。今回の買収でIBMは、総合的な
ハイブリッドクラウド・プラットフォームの実現を目指すこととなるが、既にクラ
ウドインフラの運用を自動化するためのソリューションがいくつかある。2019年に
買収したRed Hatの「Ansible Automation Platform」も、その1つだ。では、Hashi
Corpを加えることで、IBMのソリューションはどのように変化するのだろうか。
https://enterprisezine.jp/article/detail/21721?utm_source=enterprisezine_regular_20250422&utm_medium=email
◆「答えられません」を正しく言えるAIの作り方:
プログラミングの質問に答える政策AIボットは何が問題か
平田 泰一[著]
連載「AI事件簿 ~思わぬトラップとその対策~」では、過去のAIに関するイン
シデント事例や先人たちの教訓をもとに具体的なリスク対策を解説しています。連
載第3回となる本記事では、生成AIの提供者も利用者も気を付けるべき「オフト
ピック(off topic)」の問題を取り上げます。“本題から逸れてしまう”この事
象はどういった状況で発生し、どのようなリスクを生み出すのでしょうか。2024年
に国民民主党の政党AIボットで実際に起きた事象をもとに解説していきます。
https://enterprisezine.jp/article/detail/21744?utm_source=enterprisezine_regular_20250422&utm_medium=email
◆脆弱性対応を“AIで仕組み化”する具体的な5ステップ:
専門家不足でも持続可能な内製診断を実現するには
森 英信[著] 高山 透[写] EnterpriseZine編集部[編]
DXの加速にともなってデジタルサービスが急増する中、企業はサプライチェーン
全体のセキュリティ強化という課題に直面している。限られたリソースの中で効率
的に脆弱性対策を進める手段として「脆弱性診断の内製化」が挙げられるが、品質
の維持やコストへの不安は残る。こうした課題に対して、2025年3月18日に開催さ
れた「Security Online Day 2025 春の陣」に登壇したエーアイセキュリティラボ
の阿部一真氏は、AI技術を活用した解決策を提示。脆弱性診断を単なるAIツールの
導入にとどめず、戦略的思考に基づきプロセス全体をどう構築すべきか、その具体
的な進め方を紹介した。
https://enterprisezine.jp/article/detail/21701?utm_source=enterprisezine_regular_20250422&utm_medium=email
◆NTTデータの1.5兆円規模のDC投資戦略
──データ主権・地方分散・ROE向上の複合展開
京部康男 (編集部)[著]
生成AIとHPC技術の進化を背景に、NTTデータは2027年度までに累計1.5兆円の投
資をデータセンター事業に投じる計画を発表した。この戦略は「データ主権の確
保」「地方分散型インフラの構築」「企業のROE向上支援」を柱とし、計算需要の
増加や経済安全保障、地政学的リスクといった市場環境の変化に対応するものだ。
本稿では、同社が推進する戦略の全容と、日本のデジタルインフラへのインパクト
を解説する。
https://enterprisezine.jp/article/detail/21800?utm_source=enterprisezine_regular_20250422&utm_medium=email
◆トランザクション型のAIエージェントに限界?
「XM」を訴えつづけたクアルトリクスならではの勝ち筋とは
末岡 洋子[著] 岡本 拓也(編集部)[編]
「おもてなし」という言葉がある日本、しかし「カスタマーエクスペリエン
ス(CX)」への投資という点では、それほど意欲が高くない(参考:「2025年、
国内も世界の企業もDXやAIの基盤構築/運用に対するIT投資を最優先としてい
る」〔IDC〕)。そうした状況下、「XM(eXperience Management)」として顧客
と従業員向けの体験管理ソリューションを提供するQualtrics(クアルトリクス)
は、今後組織にとってXMが必須になるというメッセージを発信し続けている。
https://enterprisezine.jp/article/detail/21740?utm_source=enterprisezine_regular_20250422&utm_medium=email
◆セブン-イレブンの生成AI基盤
──Google Geminiを活用する「AIライブラリー」とは
冨永 裕子[著] 京部康男 (編集部)[編]
セブン-イレブン・ジャパンが生成AI活用の全社展開を進めている。Google
Cloudが3月13日に主催した「AI Agent Summit ’25 Spring」の講演の1つ、「生成
AI基盤 “セブン-イレブン AIライブラリー” で真のデータ民主化を実現」で、同
社の最新の取り組み内容が紹介された。
https://enterprisezine.jp/article/detail/21802?utm_source=enterprisezine_regular_20250422&utm_medium=email
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人気記事ランキング(2025-04-15~2025-04-22)
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<記事>
●1位 増えるフィッシング被害、「偽サイト」は今や見分け困難に……
DMARCは有効か? 他の対策方法は?
https://enterprisezine.jp/article/detail/21831?utm_source=enterprisezine_regular_20250422&utm_medium=email
●2位 なぜ北國銀行は“DXの優等生”として走り続けられるのか、
原点はアウトソーシング一辺倒への危機感
https://enterprisezine.jp/article/detail/21554?utm_source=enterprisezine_regular_20250422&utm_medium=email
●3位 セキュリティ対策で外せない「技術」と「人」の脆弱性
──4象限ごとの最適なアプローチ手法を解説
https://enterprisezine.jp/article/detail/21695?utm_source=enterprisezine_regular_20250422&utm_medium=email
●4位 NTTデータの1.5兆円規模のDC投資戦略
──データ主権・地方分散・ROE向上の複合展開
https://enterprisezine.jp/article/detail/21800?utm_source=enterprisezine_regular_20250422&utm_medium=email
●5位 IPAの「10大脅威 2025」、昨年から何が変わった?
5年ぶりにDDoS攻撃がランクインした背景
https://enterprisezine.jp/article/detail/21702?utm_source=enterprisezine_regular_20250422&utm_medium=email
<ニュース>
●1位 Nutanix CEO来日、VMwareからの移行に言及
──富士通は「Takane」で協業強化へ
https://enterprisezine.jp/news/detail/21849?utm_source=enterprisezine_regular_20250422&utm_medium=email
●2位 富士通、イタリアのAIスタートアップにAIトラスト技術の
ライセンスを提供 EUのAI規制法対応を支援
https://enterprisezine.jp/news/detail/21879?utm_source=enterprisezine_regular_20250422&utm_medium=email
●3位 テラスカイ、29.1%増の247億円で大幅成長
──今期も地方拠点拡大、NTTデータとの協業強化で拡大見込む
https://enterprisezine.jp/news/detail/21843?utm_source=enterprisezine_regular_20250422&utm_medium=email
●4位 AWSジャパン「生成AI実用化推進プログラム」に150社以上が参加
25年度は3コースで通年受付
https://enterprisezine.jp/news/detail/21874?utm_source=enterprisezine_regular_20250422&utm_medium=email
●5位 NECネッツエスアイ、NECグループ約11万人規模で
「Zoom Phone」の利用環境を構築
https://enterprisezine.jp/news/detail/21862?utm_source=enterprisezine_regular_20250422&utm_medium=email
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