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セブン&アイ・ホールディングス、電通総研のグループ経費精算システムを導入 グループ5社で活用拡大へ

 セブン&アイ・ホールディングスは、電通総研が提供する「Ci*X Expense(サイクロス エクスペンス)」を経費精算システムとして採用し、3月より本稼働を開始した。

 セブン&アイ・ホールディングスは、ペーパーレス推進による業務の効率化や働きやすい職場作りに取り組んでおり、その一環としてCi*X Expenseを採用したという。同システムの導入により、セブン&アイ・ホールディングスでは、紙による経費精算の申請や小口現金の運用を削減し、経費精算業務の効率化を実現したとのことだ。

 なお、同稼働により、セブン&アイ・ホールディングスグループでのCi*X Expense活用は、2023年6月に稼働したイトーヨーカ堂、2023年9月に稼働したセブン&アイ・クリエイトリンクをはじめ、計5社に拡大したという。

 採用のポイントは次のとおり。

  1. 複雑な承認フローに標準機能で対応可能:セブン&アイ・ホールディングスおよびイトーヨーカ堂など各社で多様な働き方を推進しており、様々な職種の従業員が在籍している。新システムでは、役職ごとに異なる申請金額や申請内容に応じた承認フローの分岐、申請書種類ごとの多段階フローの設定が可能な仕組みを検討した結果、Ci*X Expenseは標準機能で実現できる点が評価された
  2. 社内規定に基づくエラーチェックやアラート表示が可能:Ci*X Expenseでは、社内規定に基づき、金額や入力値に対し細かなエラーチェック・アラート表示が標準機能の設定で可能
  3. 幅広い世代に使いやすいシステム:直感的な操作が可能な画面構成で、業務システムに慣れない世代や職種の人にも使いやすいシステムであることが評価された。また、スマホで撮影した領収書画像やコピー機でスキャンしたPDFファイルを添付することで、完全ペーパーレスが実現できる
  4. セブン・ペイメントサービスが提供する「ATM受取」サービスとの連携が可能:同プロジェクトでは、年間数千件単位で行っている店舗・本社における小口現金運用の最少化を目的として、セブン・ペイメントサービスが提供する「ATM受取」サービスとAPI連携。これにより、申請から承認を経て、セブン銀行ATMでの出金をほぼリアルタイムで可能になった。Ci*X Expenseでは、自動仕訳システム「Ci*X Journalizer(サイクロス ジャーナライザー)」を活用し、ATM受取サービスなどの周辺システムと柔軟に連携できる

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