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セールスフォース、「Heroku Enterprise」に堅牢なセキュリティなどを提供する新機能 

2016/01/27 15:00

 セールスフォース・ドットコムは、エンタープライズ規模で顧客志向のアプリケーション開発を行うプラットフォーム「Heroku Enterprise」を拡張する新機能「Heroku Private Spaces」などを1月27日から提供することを発表した。これにより、「Heroku Enterprise」は、開発者向けのツール提供だけでなく、企業レベルの制御基盤を提供するという。

 「Heroku Enterprise」を利用することで、開発者はApp Cloud内で共有されるネットワーク、データ、認証基盤を利用し、コネクテッドアプリケーションを構築することができる。さらに、高度なアプリケーション運用を実現し、クラウド上でよりセキュアで柔軟なアプリケーション資産管理を行うことができる。

 「Heroku Enterprise」は、Salesforceとの自動連携を実現することで、柔軟性の高いアプリケーション開発を可能にするプラットフォーム。この製品は、国内シェアトップを誇るApp Cloudの中で顧客を支援する企業になるために欠かせないプラットフォームサービスの1つとして、コンシューマ向けエンゲージメントアプリ、Eコマース、IoTを実現しており、米国や欧州だけではなく、日本国内でも幅広い規模の企業による活用が拡大しているという。

 今回、より堅牢なセキュリティ管理とエンタープライズ・システムとの統合を実現するために、次の新機能が提供される。

 ・Heroku Private Spaces:Herokuが提供するアプリケーション実行環境やデータベース機能を、顧客ごとにネットワーク的に分離し、配置することで、堅牢なセキュリティを実現。これによって高いレベルのセキュリティ基準が要求されるデータを取扱うアプリケーションを、Herokuのプラットフォームを活用しながら、より安全に運用することが可能になる。また、レガシーシステムからSalesforceが信頼するインフラや顧客のオンプレミスデータに直接アクセスすることができる。

 ・マルチリージョン対応:これまでアプリケーションおよびデータベースを構築するためのHerokuの機能群を配備できる場所が米国東海岸、または欧州のデータセンターに限られていた。今回新たに東京からもアクセシビリティ、コンプライアンスやその他の要件に応じて選択し、展開することが可能となる。これによって日本向けのサービスを国内に配備することができるため、アプリケーションの応答速度が向上する。

 ・シングルサインオン対応:ActiveDirectory、LDAP、Salesforceなどが提供する認証機構を用いて、「Heroku Enterprise」へログインがすることが可能になる。これによってアプリケーションの開発・運用を担当する部門は、自社内の標準に合わせたアクセス管理ポリシーとHerokuのアクセス権限管理を統合することができ、一貫した情報資源の運用が可能になる。

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著者プロフィール

  • EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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