Snowflakeは、オープンなエンタープライズグレードのLLMとして設計された「Snowflake Arctic」を発表した。
Arcticは、MoE設計によりトレーニングシステムとモデル性能を同時に強化し、企業のニーズに特化して設計されたデータ構成とともに提供するもの。少ないパラメータ―で推論やトレーニングを行うことができ、コーディングやSQL生成、一般言語理解(MMLU)についても高いパフォーマンスを提供するという。
また、Arcticは、制約のない個人利用、研究利用、商用利用を認めるApache 2.0ライセンスで提供するとのこと。コードテンプレートを推論やトレーニングの選択肢と合わせて提供し、ユーザーが好きなフレームワークを利用してArcticの展開、カスタマイズを開始できるよう支援するとしている。
なお、Arcticは現在、Snowflake Cortexにおけるサーバーレス推論で利用可能。Hugging Face、Lamini、Microsoft Azure、NVIDIA APIカタログ、Perplexity、Together AIといったモデルガーデンやカタログとともに、Amazon Web Services(AWS)でも利用可能になるという。
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