レック・テクノロジー・コンサルティング(以下、レック)は、企業向け「サイバー攻撃の防災訓練」の提供を開始した。事業継続に最低限必要なシステムを復旧できるかを実地で確認し、訓練で見つかった課題の改善まで支援するという。サイバー攻撃被害からの復旧を支援するサービス「Re:BIRTH(リバース)」の一環として提供するとのことだ。
訓練では、顧客企業のシステムや業務、その時々の攻撃の傾向を踏まえ、レックが被害を想定したシナリオを作成。あらかじめ復旧対象と、どの状態になれば復旧できたと判断するかを定め、担当者が手順に沿って実地テストを行うという。保護していたバックアップデータの復元や、別のクラウド環境に必要なシステムを立ち上げる作業などを確認するとしている。
復旧対象は、事業を継続するために最低限、必要な機能を優先して決めるとのこと。業務の再開に必要なシステムやログイン環境を備えた、いわば「仮設の仕事場」を用意し、早期の再開につなげる考え方だとしている。訓練の基本範囲はシステムの復旧確認とし、顧客の要望に応じて、担当者が非常時の環境にアクセスする練習なども行うとのことだ。
訓練で目標に到達できなかった場合や、作業に時間がかかった場合には、その原因や手順上の問題を洗い出す。結果を踏まえて復旧マニュアルや自動化のためのプログラムなどを見直し、次の訓練と実際の被害への備えに反映するという。年1〜2回を一つの目安に、顧客の事情に合わせて継続的に実施するとしている。
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