今回の協業では、TISがメインフレームなどのレガシー化した既存システムからの脱却を、Nutanixが脱却後のプラットフォームを提供し、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)の実現に向けた支援を行う。
TISは、「Xenlon~神龍 モダナイゼーションサービス」によって、事前のアセスメントやテスト、実際のリライト、移行後の保守運用などのサービスを担う。クラウドへの移行後に、リファクタリングなどによってシステムを最適化・最新化し、IT技術を最大限活用できる柔軟なアプリケーションにすることで新たな価値の創出を支援するという。
Nutanixは、仮想化やプラットフォームのようなオンプレミス環境に加えて、Amazon Web Services(AWS)、Google Cloud Platform(GCP)、Microsoft Azureなどのパブリッククラウドサービスと連携させたハイブリッドクラウド環境を含めて提供する。
TISとNutanixの両社は、データセンターやクラウドなどを意識することなく、顧客企業のビジネス変化に素早く対応できる柔軟なシステム環境構築を支援する。
それにより、顧客企業は、ビジネスに合わせて様々なクラウドサービスを活用できるDXを推進するためのシステム基盤を構築し、レガシーシステムの課題を解消することで維持管理費を抑え、戦略的なIT投資に資金と人材を割り当て、DXを推進することが可能になるとしている。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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