ソフトバンクは、Perplexity AIが提供するAI回答エンジン「Perplexity」の、法人向けプラン「Perplexity Enterprise Pro」の販売を開始した。国内において、Perplexity Enterprise Proを正規代理店として販売するのは、同社が初だという。
今回、ソフトバンクが販売する同プランは、従来のAI回答エンジンPerplexityに、高度なアルゴリズムで、より専門的な情報を取得できるDeep Research機能やファイルアップロード機能など、業務で利用する上で必要な機能を備えている。加えて、ドメイン制限検索機能により、信頼できる情報源に限定した検索ができ、不要な情報やノイズを排除することが可能。これにより導入企業は、市場調査や社内マニュアル、報告書の作成などの業務を効率的に行えるとしている。
また、SOC2(System and Organization Controls 2)認証を取得しており、シングルサインオン(SSO)にも対応するなど、プライバシーやセキュリティー面が強化されているため、導入企業は安全に、かつ安心してサービスを利用できるとのことだ。
Perplexity Enterprise Proの特徴
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法人向けの高度な検索を実現
- 無制限のPro検索:複雑な質問にも対応するPro検索機能の回数制限がないため、何度でも検索機能を利用することが可能
- Deep Research機能:高度な検索アルゴリズムで、より専門的な情報を取得することが可能
- ファイルアップロード機能:PDFなどのファイルをアップロードし、AIで解析した情報や分析結果を提示
- Spaces機能:社内で同じプロジェクトなどに携わるチームメンバー向けの情報や、検索内容・結果をリアルタイムで共有できるスペースを作成可能。Webの情報と社内文書(Excel、Word、PDF)を一括検索し、ファイルの整理および共有が可能
- ドメイン制限検索機能:特定のウェブサイトやドメインのみから情報を取得する、高度な検索フィルタリングが可能
- 社内データ統合:社内文書やナレッジベース、データベースなどの内部リソースを検索対象として含められ、プライベートデータとインターネット上の情報を組み合わせたハイブリッド検索が可能
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安全性・プライバシー保護の強化
- シングルサインオン対応:シングルサインオンに対応しているため、ユーザーが保有する1つのIDでPerplexity Enterprise Proにログイン可能
- ユーザー管理機能:管理者が社内のチームメンバーの追加や削除などを簡単に管理することが可能
- SOC2認証取得:国際セキュリティー認証であるSOC2を取得し、厳格なセキュリティー基準を満たしているという
- データプライバシーの確保:検索データやアップロードしたファイルは7日間で自動的に削除され、各AIモデルの学習には使用されないとしている
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