アイティーエムでは、これまでに同社のプライベートクラウドの提供に加え、パブリッククラウドの導入支援や、特にAmazon Web ServiceやMicrosoft Azureを利用している企業に対応したシステム運用・監視サービスなどを提供してきたという。
このたびソニーネットワークコミュニケーションズとTOKAIコミュニケーションズと協業して、AWSのスムーズな導入を支援するとともに、運用と利便性の向上をはかり、中小企業等へのパブリッククラウド利用の裾野の広がりを支援するという。
アイティーエムは、ソニーネットワークコミュニケーションズが開発した日本語のユーザインタフェースをもつAWS運用管理支援ツール「マネージドクラウドポータル」を販売するとともに、システム運用監視サービスを提供する。ソニーネットワークコミュニケーションズは、AWSの導入、移行支援と構築、初期設定作業を行う。TOKAIコミュニケーションズは、AWS導入にあたって高品質かつセキュアな回線を提供する。
■AWS運用管理支援ツール「マネージドクラウドポータル」の特徴
- EC2一元管理画面:利用中のインスタンスのサマリ情報を一括表示
- EC2・EBSリソース可視化:インスタンスのリソース情報を表示
- 現状構成の可視化:利用中のAWSインスタンス構成を表示
- セキュリティグループ可視化:セキュリティグループの登録・編集およびEC2との関連を可視化
- 料金明細の可視化:AWS利用料金の表示
- インスタンスを容易に変更可能:EC2インスタンスタイプ変更/AutoRecovery設定変更
- ディスク容量を簡単に増加可能:スナップショットからEBSの要領を簡単にスケールアップ可能
- EC2の起動および停止を自動化:EC2起動停止、スケジューリング
- EC2リモート管理:WindowsやLinuxサーバのリモート管理と運用自動化
- バックアップを自動化:スナップショット/イメージバックアップ取得/スケジューリング/リカバリ
- APIコマンド自動化:個別運用のスクリプト設定画面
- 管理者と管理対象を制御:ユーザ利用制御
- AWSログ監査連携:AWS CloudTrailのログ(AWS操作履歴)を監査
- 2段階認証によるセキュリティ:クラウドポータルのマルチファクタ認証対応