米ヒューレット・パッカード(以下、HP)が8月28日、プリント関連の新事業戦略を発表した。その名も「Print2.0」。プリンタの新機種、ウェブベースのサービス群、プライベート・ビジネスの両方で簡単に利用できるテンプレート集などさまざまな要素からなる一大キャンペーンだ。
Print2.0には、さまざまなサイトに同社のプリントサービスへの誘導となる「HP Print It」ボタンを設置するなど、個人ユーザーに向けた施策が含まれる。アライアンスには、Yahoo!などの大手サイトの他、FlickerやSnapfishなどのWeb2.0的な新興人気サイトも参加予定だ。
また、大企業に向けた施策として、業種別に特化した新しいサービスや、ビデオ会議ソリューションのアップグレードも行う他、中小企業向けには、名刺やカタログなどの高品質な無料テンプレートの提供などを開始した。各種テンプレートのサービスは、Webサイト("What do you have to say ?")で利用できる。
【参考】 HP Fuels Growth with Print 2.0, Launches $300 Million Global Marketing Campaign(プレスリリース)
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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