HPは、中小規模企業向けに機能を限定した低価格のサーバーオペレーティングシステムを発売することを発表した。廉価版のオペレーティングシステムは「Windows Server 2008 Foundation」と呼ばれるエディションで、HP ProLiantサーバーにプリインストール、同梱される形での提供となる。
小規模な運用を前提に、Windows Server 2008のファイル共有やプリンタ共有機能などに機能を限定することで、低価格を実現した。また、デスクトップの設定により、管理画面もクライアントPCのWindows環境の感覚で操作できるとのことで、専門の管理者がいないような企業でも導入が可能だという。
今回発表となった製品は、HP ProLiant ML110 G5とML115 G5の2機種で、本体、オペレーティングシステム込みの価格は、79,800円~(消費税込み)となっている。