プライマルは13日、.NETベースXBRL解析エンジン「Primal XBRL Parser」を開発し、リリースしたと発表した。XBRLは財務会計処理のための標準XMLフォーマットで、日本では金融庁のEDINET、東京証券取引所のTDNnetなどにも採用され、企業会計や所得申告などのオンラインサービスへの採用が進んでいる。
「Primal XBRL Parser」は、XBRL 2.1に準拠している。.NETベースで開発されているため、APIは.NET Framework 3.5との親和性も高いものとなっている。XML部分についてはW3C DOMに対応し、標準的なサービスやプログラムにも対応しやすい。
用途は、企業会計システムにこのパーサーを組み込み、XBRLベースの財務データ管理を行うことや、EDINET、TDnetの情報サービスとの連携システムの構築などが考えられる。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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