25日、ディアイティ(dit)は、同社のファイル全文検索ツール「FileChaser」の最新版となる「FileChaser 2.0」を発表し、7月1日から販売を開始すると発表した。「FileChaser 2.0」は、管理者とユーザーの操作や権限を分離することで、シンプルなGUIと、不必要な情報をユーザーに与えない配慮がなされている。また、検索アルゴリズムも改良され、検索速度も向上した。
「FileChaser」は、電子メールの添付ファイルや圧縮化されたファイルの中の検索や、パスワードつきファイルの検索も可能になっている。検索対象は、オフィスのデスクトップPCだけでなく、モバイルPCや自宅のPCなどを対象することができる。これによって、重要文書の社外持ち出しなどのチェックも可能だ。
また、内部統制などを考えると検索結果の客観性も必要になってくるが、検索管理レポートにはハッシュ値も付与され、検索の正当性を確保することもできる。価格は200,000円からとなっているが、導入希望などによって個別見積もりも可能だ。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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