「RAMP-I」は、移行で期待できる効果の無償アセスメントから、システム構築のためのコンサルティングや移行・検証・構築サービス、支払いに関する金融サービスや移行後のシステム管理者育成まで、移行に関するプロセスを包括的に支援することで、移行コストと期間を最適化する。
これに加え、移行・構築するRed Hat Enterprise Linux搭載のサーバーにはx86サーバー「IBM System x」やブレード・サーバー「IBM BladeCenter」から、メインフレーム「IBM System z」やUNIX機「IBM Power Systems」まで、システム要件に応じて選択できる。
また、仮想化によるサーバー統合により、ITコストの削減が期待できる。たとえば、24CPUで48コアのSolaris環境サーバー2台から3CPUで6コアの「IBM Power Systems 570」2台に移行することで、保守費用が5年間で約6分の1になるという。
レッドハットは、Solaris環境から移行する企業に対して、運用・管理するシステム管理者のための研修を標準価格の半額で提供。年間500名のRHCE(Red Hat CertifiedEngineer:レッドハット認定エンジニア)育成を支援する他、Red Hat Enterprise Linuxによるシステム構築を支援するためのコンサルティング・サービスを最大30%割引価格にて提供する。
日本IBMは、仮想化によるサーバー統合、運用・管理コストの削減を支援していく。
なお、「Red Hat Enterprise Migration Program powered by IBM」の提供開始に伴い、両社では、7月29日にセミナーを開催するという
【関連URL】
・セミナー概要
http://www.ibm.com/ssc09p/
・ニュースリリース(日本語)
http://www.jp.redhat.com/news_releases/2009/IBM10year.html