8月11日、住商情報システム株式会社は、リッチクライアントCurl向けの表形式コンポーネント「RIAGrid (リアグリッド)」の販売を、本日から開始すると発表した。
業務システムで使用頻度の高いExcelなどの表計算ソフトは、従来のHTML技術を用いたユーザインターフェイスで実現するには限界があった。しかし、リッチクライアントCurlのRIA技術を使うことにより、使いなれたExcelライクなユーザインターフェイスをWebシステム上で実現することが可能となる。
同社が販売を開始するRIA向け表機能コンポーネント「RIAGrid」は、Webシステムの開発生産性を飛躍的に向上させる開発用コンポーネント。販売目標は、初年度で各70式を目指す。
なお、「RIAGrid」の特長は以下の通り。
- 計算式を設定することで、指定セルに数値を入力したときに自動計算して結果を別のセルに表示
- 段数が無制限の多段ヘッダやセル結合を利用して、グループ単位に見やすくデータを区分けして表示
- 行・列の折り畳み(ジャバラ)機能を用いた容易なデータ階層表示
- 大量のデータを表示する場合でも、スムーズなスクロール操作が可能
- セル単位で、背景色、文字色、編集/非編集の設定などを制御
- コピーしたデータをExcelなどの外部アプリケーションへの貼り付けが可能
- データ操作、入力制御、コンテキストメニューの設定など実際の開発に役立つサンプルコードを提供