情報処理推進機構(IPA)は4月14日、国家試験の情報処理技術者試験の一区分である「ITパスポート試験(以下、iパス)」について、令和4年度の年間応募者数が253,159人だったと発表した。25万人を突破するのは試験開始以来初めてだという。
iパス応募者を勤務先別に見ると、令和3年度に引き続き、非IT系企業である金融・保険業、不動産業での応募者数が多い結果となった(図2、図3)。また、業務別においても、営業・販売(非IT関連)の応募者数が多かったという(図4)。
社会人応募者数を勤務経験年数ごとの割合でみると、中堅・ベテラン社員の構成比率が高く、特に22年以上のベテラン社員の構成比率が高まる結果となった(図5)。
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