JBCCは、独自のAI駆動開発の推進体制を改編し、「AI戦略統括」と「AI推進部」を新設した。
今回の組織改編は、同社が2026年の夏から開発を進めている、システム開発を自律的に行う「SIエージェント」の開発が進展したことを受け、実運用に向けた体制を強化したもの。新体制のもと、SIエージェントの大規模プロジェクトへの投入・展開を目指し、より高品質なシステムの提供と、それによる顧客企業の経営変革を支援するという。
JBCCグループは、基幹システムの開発期間の短縮と品質の高さを両立する独自の開発手法「JBアジャイル」をAIでさらに進化させ、より多くの顧客の変革を支援することを目指す。その一環として、AIスタートアップ企業のスパイスコードと業務提携し、システム開発を上流から推進する「SIエージェント」の共同開発を進めているとしている。
現段階で、現状分析・構想策定・要件定義からなるシステム開発の上流工程において、実際のプロジェクトで作成する一連の成果物を、熟練開発者と同レベルの項目と粒度で生成することに成功。今後は、エンジニアが経験の中で培ってきたノウハウや、実際のプロジェクトで得られる業界・業務の知識をSIエージェントに取り込み、実案件でも活用しながら精度を高めていくという。
同社のSI事業部では、2025年に立ち上げた技術戦略本部内にAI戦略統括とAI推進部を新設し、既存の技術推進部と併せて統括の傘下に置いた。AI戦略統括には、大規模な基幹システム開発のプロジェクトマネジャーを歴任した本部長級の人材を配置するという。AI推進部には顧客のシステム開発を担ってきたJBアジャイルのエキスパート陣を置いて新しい開発プロセスを整え、並行して技術推進部がSIエージェントの技術検証を進めるとのことだ。
【関連記事】
・SASの新たなSaaS型「AI管理」ソリューションが提供開始 あらゆるモデルやエージェントを一元管理
・人とAIエージェントが肩を並べて働く時代のPC・エッジデバイスとは、どうあるべきだろうか
・AIエージェントの成否を分ける「任せられるデータ基盤」をどう整備すればいい?【11/6開催】
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア

