日本国内の各企業ではIT全般統制、いわゆるJ-SOXへの対応として、各システム上で行われた操作やアクセスのログを取得、保管するという対策に迫られている。
一方で、企業内不正の抑止、防止のために取得したログを統合管理することは必要不可欠であるとはいえ、膨大なログ件数を管理するには、高速な検索機能が要求されるなど、情報システム部門の負担も多い。
インテック社の「快速サーチャーLogRevi」では、新たに、複数ログを閲覧するための専用ビューアを2種搭載し、ユーザー企業の管理対象である複数のシステムのログを容易に取り込む工夫がされているようだ。
異なる複数のログを閲覧しやすくするための専用ビューアとして「タイムラインビューア」と「マトリクスビューア」を搭載。「タイムラインビューア」はテレビ番組表を見る時の感覚で時系列にログを閲覧できるようになっている。
また、ユーザー企業がシステムからログを取り込み、ログ閲覧・検索用のデータベースを作成するための「ログDB定義エディタ」をオプションとして提供。属性情報や検索インデックスの作成有無など様々な情報を定義することで、導入済みの基幹システム、セキュリティ製品、ビル入退館システムなど管理対象のログを自由に取り込み、簡単にデータベース化することができるようになる、としている。