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SDN環境をオープン技術で統合管理 日本IBM、「IBM SDN VE」がOpenFlowとKVM環境に対応

  2014/02/05 16:30

 日本IBMは、「IBM Software Defined Network for Virtual Environments(SDN VE)」の新製品「IBM SDN VE OpenFlow Edition」と「IBM SDN VE KVM Edition」を発表した。

 「IBM SDN VE VMware Edition」に、オープン技術に基づくこの2製品が加わり、OpenFlowネットワークと、KVM環境およびVMware環境におけるオーバーレイ・ネットワークの単一的な管理・制御を実現する。

 「IBM SDN VE」は、多様なネットワーク仮想化技術を単一的に管理・制御する統合型SDNアーキテクチャー。ひとつの管理画面で大規模なネットワーク・ファブリックの構築、OpenFlowスイッチのフロー定義、異なるハイパーバイザー間でのオーバーレイ・ネットワークの構築などを行うことができるという。

 「IBM SDN VE」を活用することで、ネットワークのプロビジョニングにかかる時間を日単位から時間単位にまでスピードアップし、常に変化し続けるビジネスの要求に即応することができるとしている。

 今回、「IBM SDN VE」に追加されるのは、「IBM SDN VE OpenFlow Edition」と「IBM SDN VE KVM Edition」。

 「IBM SDN VE OpenFlow Edition」は、SDNを実現するソフトウェア群をOSS(オープンソース・ソフトウエア)として開発するプロジェクトOpenDaylight(オープンデイライト)の成果をベースにした初めての商用OpenFlowコントローラー。

 OpenFlow 1.0に準拠する仮想もしくは物理スイッチを制御し、マルチテナント・ネットワークの集中設定や、プログラム可能なマルチパス・ルーティングなどによって、ネットワークの状況に合わせてトラフィックのルーティングを動的に管理できるという。

 「IBM SDN VE KVM Edition」は、KVMによる仮想化環境において、物理的なネットワークに変更を加えることなくオーバーレイ・ネットワークを構築、そのプロビジョニングを自動で行うことを可能にするという。

 また、「IBM SDN VE VMware Edition」と組み合わせることで、VMwareとKVMが混在する仮想化環境において、異なるハイパーバイザー間でオーバーレイ・ネットワークの構築、管理が可能になるとしている。

 この製品は、IBMがOpenDaylightに寄贈した分散型オーバーレイ技術であるDOVE(Distributed Overlay Virtual Ethernet)を基に開発されたものだという。

 「IBM SDN VE」は、新たにOpenStack Neutron APIに対応。これにより「IBM SmarterCloud Orchestrator」や一般的なOpenStack準拠のクラウド・コントローラーから仮想ネットワークを管理・制御でき、サービス・プロバイダーや企業のIT管理者の運用管理をさらに効率化するための新たな選択肢を提供する。

 この製品の最小構成価格は、「IBM SDN VE OpenFlow Edition」が166,400円(税別)、「IBM SDN VE KVM Edition」が96,900円(税別)で、2月27日から出荷が開始される。

【関連リンク】
「SDN VE VMware Edition / KVM Edition」の詳細
「SDN VE OpenFlow Edition」の詳細

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  • EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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