HPは、ブレードシステム向けの半導体ストレージの新製品として、「HP StorageWorks IOアクセラレータ 高速半導体ストレージ」を発表した。この半導体ストレージは、同社のブレードサーバー、Blade System c-Classに対応しており、c-ClassブレードのPCI Expressインターフェイスに直接接続できるという。
ファイバーチャネルやiSCSIなどのインターフェイスではなくPCI Expressに直結できる半導体ストレージは業界初になるという。インターフェイス直結のため、HPC分野などの高速演算やグラフィック処理におけるパフォーマンスの向上や、ウェブ経由の大量データーベースアクセスのキャッシュとしての利用に効果が期待できる。
スループットは最大700MB/sを実現しており、半導体ストレージの強みとしてランダムアクセス性能はSASインターフェイスのHDDのおよそ300倍となる最大100,000IOPS、リード時間は50マイクロ秒以下。