SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

予期せぬ事態に備えよ! クラウドで実現するIT-BCP対策 powered by EnterpriseZine

2024年7月10日(水)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

Snowflake MarketplaceでSAS Data Makerのプライベート・プレビューが開始

 米国SAS Institute(以下、SAS)は、Snowflake MarketplaceでSAS Data Makerのプライベート・プレビューを開始したことを発表した。

 SASの製品戦略担当バイスプレジデントであるシャディ・シャヒン(Shadi Shahin)氏は、次のように述べている。

 「SAS Data Makerは、最先端で信頼性に優れたAIモデルを利用し、既存のデータを本格的に拡張する統計的に正確なデータ・ポイントを作成かつ無数の異なるシナリオをキャプチャすることで、お客様が結果をより正確に予測し、変化するビジネスニーズを見込めるようになります。これは、実世界で特定のデータが入手困難な場合や、医療、金融、詐欺など、規制の厳しい分野でまれなシナリオを検出する必要がある場合に特に有用です」

 SASとSnowflakeは、協力してSnowflakeのデータクラウドを経由して世界のデータを結集し、両社共通のユーザーがデータの価値を最大化できるように支援。SAS Data Makerは、機密性の高い既存データを保護するために実世界のデータを反映した合成データを生成し、自動化された視覚的および統計的評価メトリクスを生成することで、ユーザーのデータ品質と生産性を向上させるとしている。

 ユーザーは、組織全体に拡張できる具体的な成果によってイノベーションを迅速化できると同時に、手動のデータ収集やサードパーティ・データセットの購入に伴う高額なデータ取得費用と処理のハードルを回避できるという。

 Snowflakeのコラボレーションおよびホライゾン部門責任者であるプラサナ・クリシュナン(Prasanna Krishnan)氏は、次のように述べている。

 「SnowflakeネイティブアプリケーションフレームワークとSnowpark Container Servicesの新たなサポートによって、SASのようなパートナーは複雑なアプリケーションをお客様に直接提供し、Snowflake内の安全で管理されたデータに対して実行可能になります。これは、パートナーが高精度な合成データ生成のような価値ある機能をデータ・クラウド内のお客様に迅速、安全、かつ強力に提供できることを意味します」

 たとえばアストラゼネカ(AstraZeneca)は、SAS Data Makerを利用して、意思決定を向上させるために合成データを使用することで、自社のデータサイエンティストの能力向上を目指しているという。

 SnowflakeネイティブアプリケーションフレームワークとSnowpark Container Services(パブリック・プレビューでの統合)を組み合わせた機能を利用することで、開発者はGPUを含む様々に構成可能なハードウェアオプションで実行されるアプリケーションを構築し、Snowflake Marketplaceで流通、収益化。データを移動せずにユーザーのSnowflakeアカウント内に導入できるとしている。

【関連記事】
SAS、「信頼できるAI」の課題に2つのサービスで回答 AIの透明性・正確性などガバナンス面を支援
SASが業界別にパッケージ化されたAIモデルを提供へ 「信頼できる」軽量AIモデルをすぐに運用可能に
SAS、業界別特化の生成AIアシスタント戦略を展開 「SAS Viya Workbench」の一般提供開始も発表

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/19970 2024/07/02 07:00

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング