いつの日か、ドンキホーテの全商品がUSBグッズになる(予言)
未確認地底蛮族(Unidentified Subterraneal Barbarian)、
略してUSB。
本稿では、
そんなUSBの謎にみちた生態について想像を重ね、
その成果をもとに精巧な石像を作り、
それが数千年後に発見されて古代の女神像として博物館に飾られる、
そんな未来を夢想するうちに外の世界では数千年が経過してしまい、
地上は地底蛮族(*確認済)に支配されていました。
…といった夢想に50000字ほどふける予定でしたが
スペースが足りないと言われ断念したというものです。
それはさておき、世の中にはなんでこんなにたくさんの
おもしろUSBグッズがあるんでしょうね。
USB扇風機やUSBひざかけ、USBコーヒー保温機といったものから、
犬の形をしていて差し込むと腰がカクカク動くやつとか
鳩の形をしていて差し込むと首がカクカク動くやつとか
人の形をしていて差し込むと無表情にこちらを見るやつとかの
まったく無意味なものまで、カンブリア期における爆発的な
生命の多様化を思わせるすごいバラエティです。
そんなわけで、これまでにどんなUSBグッズが世にでているか
ちょっと調べてみました。
・USB万歩計 ・USB補聴器 ・USB炊飯器 ・USB仏壇
・USBちょうちん ・USBたこ焼き機 ・USB金閣寺(光る)
・USB白ポスト ・USB犬小屋 ・USB鍋奉行 ・USBおじぎ鳥
・USBエンタープライズ ・USB捕鯨船 ・USBメートル原器
実はいま思いついたのを並べてみただけですが、
それでもこのうちの3割くらいは実在しているはずです。
USBグッズ界の裾野の広さをあなどっちゃいけません。
しかし、これほどまでに爆発的な進化をとげて
繁栄を謳歌していたはずのUSBグッズたちが、
ある時期を境にこつぜんと姿を消してしまうのです。
絶滅の原因については研究者の間でも意見が分かれており、
「はっきりせんのう」 「のう」(談)
まあそれは想像上の未来ですけども、
ぶっちゃけ新しい接続方式が主流になれば
USBグッズの天下はおしまいになっちゃうんですよね。
新規格でも同じように面白グッズの百花繚乱になるかというと、
どうも、そうはならないような気がするんです。
USBだからこそこんなことになっちゃったんだと思うんです。
いつか来るであろう大絶滅の日に思いを馳せつつ、
今日もいろんなUSBコネクタを抜いたり挿したりしています。
かなりの頻度で裏と表を間違えます。