SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

EnterpriseZine Special Webinar powered by HENNGE

2025年3月25日(火) オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

EnterpriseZineニュース

Datadog、大阪に新拠点を立ち上げへ 東京エレクトロン デバイスとNTTデータとの協業も発表

 Datadog Japanは3月24日、事業戦略説明会を開催。2025年度の戦略として、西日本担当の営業組織を新設するほか、東京エレクトロン デバイスとNTTデータとの協業を発表した。

 Datadog Japanは2019年に設立し、2024年で5周年を迎えた。そんな2024年度の振り返りとして、同社 プレジデント&カントリーゼネラルマネージャー 日本法人社長の正井拓己氏は「次の5年間に向けた新たな施策を次々にしてきた」と振り返る。具体的には、2023年に開設した国内データセンターの利用拡大や日本法人の人員拡大、金融や製造業のエンタープライズ企業の売上増加が顕著だったことを紹介した。加えて、6月にはエンタープライズ、コマーシャルに続く“第3の営業組織”として、1,000~5,000人以下の従業員規模の企業を対象にした「ミッドマーケット組織」を発足。正井氏が「発足以降、大きなビジネスの手応えを感じている」と話すように、スクウェア・エニックス、CCCMKホールディングスなどの導入につながったという。そうした背景もあり、国内のDatadog導入社数は現在、2,000社に上る。

画像を説明するテキストなくても可
Datadog Japan合同会社 プレジデント&カントリーゼネラルマネージャー 日本法人社長の正井拓己氏

 2025年度は営業組織を一層強化すべく、西日本担当組織を立ち上げることを明らかにした。正井氏は「まずは西日本地域のエンタープライズ企業を対象に拡大を図っていきたい」と意気込む。大阪にセールス、プリセールスの常設拠点を設けることで、市場開拓および新たなパートナーシップの締結を考えているという。

 続けて、日本市場における製品戦略を説明。Datadogの3本柱(3Pillars)のインフラメトリクス、ログ、APM(アプリケーション・パフォーマンス・モニタリング)に加えて、積極的に投資をしている「クラウドセキュリティ」、2024年度の機能発表以降、注目度が高い「オンコール」、そして今後の中核を成す「AI」の6つを挙げた。なかでも、AI機能として「AIで顧客環境を監視・管理する機能」と「顧客のAIを監視・管理する機能」の2つをアピール。

画像を説明するテキストなくても可
クリックすると拡大します

 最後にパートナーシップ戦略を説明した。クラウドサービスプロバイダーでは2024年にOCIの正式サポートを開始し、「協業インダストリーもラージエンタープライズに拡大してきている」と正井氏は話す。チャネルパートナーとの協業では、認定資格を日本語化したことで認定エンジニアが拡大しているという。6月にクラスメソッドとの提携を、10月にはアクセンチュアと国内パートナー契約を締結。さらに3月24日付けで、新たに東京エレクトロン デバイスとNTTデータとのパートナー締結も発表した。

 正井氏は今後の展望として「オブザーバビリティを日本で広めていくためにはパートナーシップエコシステムが不可欠。これまで以上に力を入れていく。関西での新たなエコシステム立ち上げも考えている」と話す。

画像を説明するテキストなくても可
クリックすると拡大します

【関連記事】
Google Cloudアカウント、62%が1年以上前のアクセスキー使用と判明──Datadog
Datadog、ユーザーのKubernetes環境を自動的に拡張できる機能発表 リソースやコストを最適化
Datadog、企業の生成AIアプリを監視・改善・保護する新製品発表 パフォーマンスとコストを最適化

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

小山 奨太(編集部)(コヤマ ショウタ)

EnterpriseZine編集部所属。製造小売業の情報システム部門で運用保守、DX推進などを経験。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/21682 2025/03/25 07:00

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング