AIエージェントはなぜ本番業務で失速するのか。その根本には「記憶の設計不足」があります。本連載では、メモリエンジニアリングの基礎から実装・運用まで、エンタープライズAI導入の現場で通用する設計論を全6回にわたり解説します。生成AIは、過去の会話を覚えているように見えます。しかし実際には、LLMは人間のような記憶を自然には持っていません。企業でAIエージェント活用が進む中、この“覚えているように見えるだけ”という性質が、本番運用での継続性不足や品質劣化の原因になります。本稿では、AIが「忘れる」とはどういうことかを整理し、次回扱うメモリエンジニアリングの必要性へつなげます。
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小川 航平(オガワ コウヘイ)
日本オラクル株式会社 Principal AI Data Software Solution Developer。データ分析基盤と生成AI領域を中心に、構想段階の課題を技術要件へ落とし込み、プロトタイピングから実装、導入までを横断して担う。OCIのAI Agent、AI Database、Mult...
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