TDCソフトは、企業のAI活用を構想段階から実行段階へと進める「AI-Native変革デザイン支援サービス」を開始した。
同サービスは、AI-Nativeアセスメントにより組織の現在地を可視化し、経営・事業・開発の関係者が、AI活用の目的、重点テーマ、成功指標、リスク、実行順序について共通認識を形成するためのコンサルティングサービスだとしている。アセスメントだけで終わらせず、AI活用候補の優先順位付けと「AI-Native Value Blueprint(AI活用の全体設計図)」、90日アクションプランの策定までを一体で支援するとのことだ。
なお、同サービスは、TDCソフトが2026年2月に米Scaled Agile社と締結した「AI-Native」パートナー契約を土台とするもの。この契約以降、TDCソフトはAIを単なるツール導入ではなく、人材・組織・業務プロセスに組み込み、継続的な事業価値につなげる支援を進めてきたという。そのトレーニングなどで得た概念理解を具体的な変革テーマと実行計画へ落とし込むために、今回の新サービスを独自開発したと述べている。
サービスの特徴
- 8つの評価軸で現在地と課題を可視化:AI戦略・ビジョン、投資・価値管理、AI人材・育成、推進人材、ガバナンス・倫理、データ基盤、AI活用基盤・ツール、組織文化・実験文化の観点から成熟度を評価し、強みと課題を明らかにする
- AI活用候補を、事業価値と実現可能性で優先順位づけ:企画、要求、設計、実装、テスト、保守などのライフサイクル別にAI活用機会を抽出し、着手すべきテーマを明確にする
- 構想を90日間の実行計画に落とし込む:事業目標、対象バリューストリーム、AIユースケース、期待成果、KPI、リスク、前提条件を「AI-Native Value Blueprint」に統合し、次の90日間の具体的なアクションプランにつなげる
今後の展望
同サービスをAI-Native変革の入口と位置付け、今後、変革構想を現場での実践と組織展開へつなげる以下のサービスを順次提供する予定だという。
- AI-Nativeプロセス改革支援サービス(仮称):開発プロセスの現状とボトルネックを可視化し、AI支援・AIエージェントを前提とした将来プロセスと改善バックログを設計
- AI-Native実践支援サービス(仮称):選定したチームでAI活用を実運用し、利用ルール・品質基準を整えながらKPIとROIを測定し、継続判断へつなげる
- AI-Native組織展開支援サービス(仮称):一部チームの実践を、運営モデル、標準、ガバナンス、教育体系、複数チームへの展開へ接続
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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