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日立ソリューションズ、パーソナルデータの安全な活用を支援する匿名化ソリューションを提供

2016/05/31 13:45

 日立ソリューションズは、企業が収集・蓄積している個人に関する情報(パーソナルデータ)の安全な活用を支援する「プライバシー情報匿名化ソリューション」を6月1日から提供開始する。

 このソリューションにより、プライバシー侵害のリスク評価に応じて、ビッグデータの中で価値があると考えられているパーソナルデータの利用価値を保持したまま、高い匿名性を実現できるようになり、新ビジネスの創出や社会課題の解決にデータを積極的に活用することが可能となるという。

 このソリューションは、パーソナルデータから個人が識別されるリスクなどを評価する支援サービスと、日立製作所が開発した独自技術に基づく「k-匿名化」を採用したデータ匿名化ソフトウエアを提供することで、企業の幅広い分野でのパーソナルデータの安全な活用を支援するもの。

 「k-匿名化」とは、特定の個人の識別を困難にするためのデータ加工方法の1つで、対象となるデータ内に、同じ属性値を持つデータがk件以上存在する(k-匿名性を満たす)ようにデータを変換する。それにより、個人が特定される確率をk分の1以下に低減させることができるという。

 このソリューションにより、企業が保有するビッグデータの中から、パーソナルデータを匿名化することで、これまで困難だった企業間のデータ共有が行いやすくなるという。例えば、商品メーカーが、小売量販店で蓄積された販売実績データだけでなく、購入者に関するさまざまな属性情報も併せて入手することで、新たな商品やサービスの開発、マーケティングに利用することができるようになり、競争力強化を図ることができるとしている。

 このソリューションの特徴は次のとおり。

 1. パーソナルデータの適切な活用に向けた支援サービスを提供

 パーソナルデータの活用におけるプライバシー侵害を引き起こすリスクを評価し、そのリスクに応じて、匿名化の適切な要件の整理や「匿名加工情報」の適正な取り扱いなど、パーソナルデータの運用におけるリスク低減策を、プライバシー保護のノウハウや実績を有する日立コンサルティングと連携し提供。

 2. 「k-匿名化」を実現するデータ匿名化ソフトウエアを提供

 日立製作所が開発した独自技術に基づく「k-匿名化」を採用したソフトウエア「Privacy Data Anonymizing Platform」によって、匿名性を確保しつつ、分析に必要な情報をできる限り残すことができ、データの利用価値を保持した匿名化を実現。これにより、高い精度でのデータ分析が可能となる。また、分散処理技術Hadoopを採用しており、データ量に応じた高速処理を実現。

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著者プロフィール

  • EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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