「Business Edition」では、「KUSANAGI」が本来もつビジネスユースに必須の「高度に強化されたセキュリティ」「パフォーマンスの高さ」はもちろん、オープンソースを利用したWebシステムをエンタープライズレベルで運用管理する際に通常必要とされる多様なソリューション利用できるという。これにより、様々なビジネスシーンにおいて運用者が安心してWebシステム、Webサイトを管理していくことが可能になるという。
■安心して継続的に利用できるソリューション
「Business Edition」では、オープンソースのシステムを安心して継続的に利用できるよう、最新版WordPress 5.x系統に対する動作保証や、CentOS7のEOLまでのリポジトリからの各種アップデートに対応する。また、AWSの主要な最新インスタンスタイプへの対応など、ビジネスユーザーにとって必要な各種機能を取り揃えている。
これらソリューションにより、「Business Edition」はビジネスユーザーの「リーズナブルにWebサービスを構築したい」「常に最新の機能を使用したい」等の高度なニーズにも応えるとしている。
■WordPressの簡易な導入と管理画面からのサポートに対応
「Business Edition」では、「KUSANAGI」初期設定のための専用のプロビジョニング画面を利用でき、KUSANAGIの初回起動時にはWordPressをブラウザ上で簡易に導入することが可能。
さらに、WordPressの管理画面上からは、WordPressやKUSANAGIの一般的な使用方法について質問を投稿することができる。これにより、エンタープライズのユーザーはWebシステムの運用環境を最速で整えることが可能となる。
■KUSANAGI for AWS Business Edition に含まれるソリューション一覧
- KUSANAGIの提供するWordPressの高速化に対応
- KUSANAGIの提供する最新版モジュールの更新に対応
- KUSANAGIの提供する最新版ミドルウェアのアップデートに対応
- KUSANAGI専用プラグインの同梱
- KUSANAGI初回起動時の WordPress ビジュアルプロビジョニングに対応
- コマンドによるWordPressのプロビジョニングに対応
- コマンドによるconcrete5のプロビジョニングに対応
- コマンドによるDrupal7のプロビジョニングに対応
- コマンドによるDrupal8のプロビジョニングに対応
- コマンドによるRuby on Rails環境のプロビジョニングに対応
- データベース変更機能(MariaDB/PostgreSQL)
- 日本語全文検索機能(mroonga)
- WAF機能(nginx:NAXSI Apache:ModSecurity)
- KUSANAGI搭載WAFのシグネチャ更新
- IDS機能(tripwire)
- IDS/IPS機能(suricata)
- 脆弱性検知ツール(vuls)
- Let’s Encryptに対応
- monitに対応
- WordPress管理画面からのサポートに対応
- 最新版WordPress 5.x系統に対する動作保証
- CentOS7 EOLまでの、リポジトリからの各種モジュールアップデートに対応
- AWSの主要な最新インスタンスタイプへの対応